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日本滞在の挑戦者タノンサックは帰国へ

京口紘人のWBA・L・フライ級戦 年内開催を断念 
日本滞在の挑戦者タノンサックは帰国へ

2020年12月8日 17時00分

 ワタナベジムは8日、所属のWBA世界L・フライ級スーパー王者、京口紘人(写真)と挑戦者タノンサック・シムシー(タイ)の世界タイトルマッチを中止とし、年内の開催を断念すると発表した。

 京口とタノンサックの試合は11月3日、大阪市のインテックス大阪5号館Aにセットされていたが、京口が試合前日に新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性反応を示したため中止となった。

 これを受けて陣営は新たなスケジュールを12月に設定しようと調整。タノンサックは日本に残って調整を続け、京口も10日間の隔離を終えてトレーニングを入った。

 しかし、ワタナベジムは文書で、新型コロナウイルス感染者が都市部を中心に増加していること、京口の試合以外にも直前に中止となった試合があること、日本ボクシングコミッションが新たなガイドラインを示したことなどを受け「12月に再設定することは断然せざるを得ないと判断した」と説明した。

 文書では10月に来日し、2週間の隔離生活を含めて世界戦の準備を進めたタノンサック陣営にお詫びをし、タイ陣営の帰国前に今後について両者で取り決めを交わす方針を示した。キャンセル料と経費は既に支払い済みという。

 また、京口の体調が思わしくなく、先月18日から1週間練習を休み、最近までコンディションが戻らなかったことも明かされている。

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