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レイノソ氏「カネロとやりたいならS・ミドル級で」

カネロがWBAミドル級スーパー王座返上 
レイノソ氏「カネロとやりたいならS・ミドル級で」

2021年1月2日 10時13分

 4階級制覇王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)がWBAミドル級スーパー王座を返上した。米ダラスで明日WBCライト級暫定王座決定戦に出場するライアン・ガルシアにアテンドするカネロのトレーナー兼マネジャーのエディ・レイノソ氏が明かした。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

 カネロは12月19日、カラム・スミス(英)に大差の判定勝ちでWBA・S・ミドル級スーパー王座と同級WBC王座を獲得した。試合後、S・ミドル級に本格的に進出し全ベルトを統一することを目標に掲げた。カネロはWBCミドル級フランチャイズ王者でもあるが、事実上ミドル級から去る決断を下したと思われる。

 レイノソ氏は「カネロは168(S・ミドル級)だ。彼は一番強さを感じると言うし、ミドル級には何も未練はない」と返上の理由を語る。カネロがミドル級で最後に登場したのは19年5月のダニエル・ジェイコブス(米)との3ベルト統一戦。同年11月にはセルゲイ・コバレフ(ロシア)を倒してWBO・L・ヘビー級王座に就いた。

 これで宿敵ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=IBFミドル級王者)との第3戦は実現が難しくなったと見られる。レイノソ氏は「カネロと対戦したい相手はS・ミドル級に合わせなければならない」と主張している。

 WBAミドル級はレギュラー王者に村田諒太(帝拳)が君臨。暫定王者にはクリス・ユーバンクJr(英)が就いている。

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