10年で8人が世界王者の新鋭賞受賞 三代大訓の究極“準備力”とは
2021年1月30日 9時35分
2021年1月29日 20時23分
「大和魂13」が29日、後楽園ホールで開かれ、メインの54.5キロ契約8回戦は、ノーランカーの花森成吾(JB SPORTS)が日本S・バンタム級7位の水谷直人(KG大和)に4回1分43秒TKO勝ちした。花森はA級初戦だった。
◇54.5キロ8回戦
花森成吾(JBS)[TKO4回1分43秒]水谷直人(KG大和)
サウスポーの31歳、水谷が前に出る花森をうまくいなしながら左ストレート、右フックでボクシングを組み立てた。22歳の花森は2回からボディ打ちに活路を見いだし、3回にはボディ攻撃で水谷の動きを止め、顔面にもパンチをつなげた。
動きの鈍った水谷は打撃戦に転じるが、花森は4回もボディ打ちを軸に水谷を追い込んでいく。花森が左右の連打を決めて水谷が下がったところでレフェリーが試合を止めた。山田武士トレーナーと抱き合って喜んだ花森は7勝5KO3敗。ランキング入りを確実にした。水谷は7勝2KO7敗2分。
花森の話「練習してきたことが全部出た。あまり考えてはなくて、体が勝手に動いた。ボディ打ちは作戦ではないけど、サウスポーに対して左ボディを練習していた。15歳でジムに入門したときは縄跳びが5回くらしかできなくて、最初はプロ志望ではなかったけど、山田武士トレーナーの熱い指導でプロを目指すようになった。(日本ランキング入りを確実にして)この階級は化け物みたいな人が多いので、もっと強くなって一人ずつ倒していってベルトに向けてがんばっていきたい」
◇フライ級8回戦
川満俊輝(三迫)[TKO1回46秒]安藤教祐(KG大和)
沖縄・宮古工高で元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾(Ambition)が同級生である川満がスタートからプレッシャーをかけた。開始40秒、川満がロープに追い詰めた安藤に右を振り下ろすと安藤がバッタリ。ノーカウントでストップとなった。川満は6勝3KO。19年東日本新人王L・フライ級新人王の安藤は8勝3KO3敗。
川満の話「(同門の長谷部守里の代役で2週間前に試合が決定)守里が濃厚接触者になって出られなくなり、一番悔しいのが守里だと思うので、守里の分までがんばろうと思った。練習はしていたけど節制をしていなかったのでフライ級にしてもらった。本当はミニマム級だけどいい経験になった。コロナの中で試合ができるだけでも感謝です」
◇ライト級4回戦
加藤剛(角海老宝石)[3-0(40-36×3)]ジョーカーリョウ(KG大和)
◇ミニマム級4回戦
岩井祥來(小熊)[3-0(39-37×3)]大川朝史(KG大和)
◇女子47.0キロ4回戦
古屋柊華(KG大和)[3-0(39-37×3)]松下エイミー(花形)
2024年12月12日 14時27分
2024年12月12日 13時19分
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分