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ダラス日本人会の協力も得てサポート体制整う

3.13防衛戦の京口紘人が渡米「面白い試合を!」 
ダラス日本人会の協力も得てサポート体制整う

2021年3月5日 17時49分

 13日(日本時間14日)アメリカで3度目の防衛戦を行うWBA・L・フライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が5日、成田空港発の便でアメリカに旅立つ前にオンライン取材に応じた。京口はテキサス州ダラスのアメリカンエアラインズ・センターで同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)の挑戦を受ける。

オンライン取材に応じる京口

 イギリスの大手プロモーション、マッチルームボクシングと契約し、初の海外試合を迎える京口。ビザが下りたのがこの日の午前中と慌ただしかったが、チャンピオンは「マネジャーは胃がキリキリしたみたいですけど、僕はトレーニングに専念できた」と元気な口ぶりだった。

 ここまで国内で調整を続け、体重をいつもより早めに落とし、3キロ弱オーバーで「機内食も食べられる」とのこと。現地では新型コロナウイルス対策により、主催のマッチルームボクシングの指示を受け手行動を制約されるが、ホテル内のジムや近隣のボクシングジムで調整ができるとのことだ。

 また、ダラスの日本人会の協力を取り付け、「豆腐から納豆、土鍋のご飯も用意してくれている」(深町マネジャー)というのは頼もしい限り。さらには「一番信頼できるパートナー」(京口)である同期の日本ミニマム級王者、谷口将隆も同行し、バックアップ体制は万全だ。

7人で出発のチーム京口=ワタナベジム提供

 アメリカでの初陣については「アメリカという舞台にはなかなか立てるものではないし、チャンピオンでアメリカのリングに立った選手はあまりいない。ありがいたいと思うし、がんばりたい」とあらためて決意表明。同い年のバンタム級2冠王者でアメリカで2度の防衛戦経験がある井上尚弥(大橋)からは「リングに立てば同じだから」と激励のラインをもらったという。

 イベントのメインはS・フライ級統一戦、WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)とWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)による軽量級のビッグマッチ。「面白いと思ってもらえるような試合をしたい」と意気込む京口のパフォーマンスに期待が集まる。試合の模様はDAZNでライブ中継される。

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