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高山勝成が名古屋産業大学を卒業 2階級制覇に向け決意新た

2021年3月19日 20時30分

 ミニマム級で世界主要4団体のベルトを獲得し、アマチュアとして東京オリンピックを目指し、再びプロに復帰したWBA世界L・フライ級5位の高山勝成(37=寝屋川石田)が19日、名古屋産業大学(愛知県尾張旭市)の卒業式に出席、ボクシング競技の振興や社会貢献に寄与したとして、大学から「特別賞」の表彰を受けた。

他の卒業生とともに高山

 高山は30歳の14年に愛知・菊華高に進学。17年に33歳で名古屋産業大学に入学。WBOミニマム級王座を返上して、東京五輪をめざしてアマチュア登録活動を続け、アマ復帰が認められると19年の全日本選手権の予選に出場するも、東海予選で敗れた。

 この時、現役引退かと思われたが、「リングに忘れ物がある」として20年にプロ復帰を果たし、12月27日、2度の世界挑戦経験がある世界ランカー、小西伶弥(27=SUN-RISE)とL・フライ級6回戦を戦い、判定勝ちで復帰戦を白星で飾った。

 卒業証書を手にした高山は「4年間で最も学んだことは準備する大事さ。前回の試合もそうですし、準備する大切さがこれまでの大学生活で強く感じました」と話した。

 ボクシング指導者としての教職の道は視野に入れているが、当面はボクシングに専念。ランキング入りしたことで高山陣営はWBA世界L・フライ級スーパー王者、京口紘人(27=ワタナベ)への挑戦を熱望する。「明日から大阪に戻って練習します」。高山は2階級制覇へ突き進む決意だ。写真提供=高山勝成

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