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2021年4月4日 日曜日

岩佐亮佑は5回TKO負け S・バンタム級2冠獲得ならず

 WBAスーパー&IBF世界S・バンタム級タイトルマッチが3日(日本時間4日)、ウズベキスタンのタシケントで行われ、元IBF同級王者で現暫定王者の岩佐亮佑(セレス=写真)は2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に5回1分30秒TKO負け。IBF正規王座とWBAスーパー王座の獲得はならなかった。

 ウズベキスタンが国を挙げて開催するイベントとの触れ込み通り、12500人収容のヒューモ・アリーナは観客でぎっしり。試合の合間にはミュージシャンのライブやダンスが披露されるなど派手な演出が施される中、完全アウェーの岩佐がリングにあがった。

 スタートの岩佐は悪くなかった。背の低いアフマダリエフに対して低く構え、ジャブをよく出してアフマダリエフを前で止めようという意図が見て取れた。ウズベキスタン人はパンチを振ってくるが、これもしっかり見えていた。

 しかし2回からアフマダリエフがプレスを強めると、岩佐はロープを背負うシーンをたびたび作ってしまう。アフマダリエフはジャブがいい。岩佐はビッグパンチこそかわすものの、ジャブを再三もらって顔に赤みが差す。

 3回、アフマダリエフの勢いが増してきた。岩佐は手を出してこれを止めようとするのだが、アフマダリエフは防御が固い。攻めてはジャブを顔面、ボディと上手く使い分けてプレスをかけ、ビッグパンチにつなげて岩佐を追い込んでいく。岩佐は決定打こそ許さないものの押され気味。なんとか流れを変えようとするのだが、ウズベキスタン人を崩すことができない。

 迎えた5回、アフマダリエフが左アッパー、右フックで襲いかかるとダメージを負った岩佐が後退。アフマダリエフが怒濤の連打で岩佐に襲いかかる。一度はしのいで攻撃に転じた岩佐だったが、アフマダリエフがジャブから再び連打で岩佐にロープを背負わせると、主審が試合を止めた。

 岩佐はIBF同級王座から陥落した2018年8月のTJ・ドヘニー(豪州)戦以来の黒星となった。戦績は27勝17KO3敗。初防衛成功のアフマダリエフは9勝7KO。

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