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天海ツナミが大差判定でV3 WBO女子世界L・フライ級戦

2021年4月5日 0時03分

 WBO女子世界L・フライ級タイトルマッチ10回戦は4日、大阪・堺市産業振興センターで行われ、チャンピオンの天海ツナミ(36=山木)が挑戦者OPBF女子同級王者、緒方汐音(32=寝屋川石田)を一方的に攻め、大差の判定で下して3度目の防衛を果たした。セミのフライ級8回戦は、日本L・フライ級2位、冨田大樹(23=ミツキ)が同級14位の浅海勝太(26=ハラダ)に判定勝ちした。

天海は力の差を見せつけた

◇WBO女子世界L・フライ級タイトルマッチ10回戦
天海ツナミ(山木)[3-0(100-89×3)]緒方汐音(寝屋川石田)
 天海が王者の貫禄を存分に示した。開始ゴングから上体を揺さぶりながら緒方のジャブを余裕たっぷりにかわして接近戦に持ち込み、重いパンチを打ち込んだ。2回、緒方がペースをつかもうと左を伸ばし、ワンツーを放ったが、バックステップで軽く外し、ラウンド後半に左ボディフックで動きを止めると、左フックを強振してダウンを奪った。立ち上がった緒方はゴングに救われた。

2回に天海は緒方からダウンを奪った

 3回からも天海の攻めは続いた。緒方も左を突いて出ようとするも天海の圧力にはね返され、ポイントは奪えない。この後も倒しにかかる天海だが、一発を狙い過ぎて、パンチが大振りになり、必死で後退する緒方を最後までとらえきれなかった。

 緒方は最後まであきらめなかったが、2回のダウンが足に響き、踏ん張りが効いたパンチが打てず、反撃するまでに至らなかった。天海は「最初から倒すつもりだったが、相手の足が止まらず、コンビネーションで仕留めることができなかった。海外でトップ選手と戦って、勝って評価されたいと思っています」と試合を振り返り、今後の目標も語った。

◇フライ級8回戦
冨田大樹(ミツキ)[2-0(76-76、77-75×2)]浅海勝太(ハラダ)

◇S・フライ級6回戦
森青葉(泉北)[TKO5回1分42秒]岩崎圭祐(オール)

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