天海ツナミが大差判定でV3 WBO女子世界L・フライ級戦
2021年4月5日 0時03分
2021年4月4日 23時35分
日本女子アトム級タイトルマッチ6回戦は4日、大阪・堺市産業振興センターで行われ、チャンピオン、長井香織(31=真正)が挑戦者の同級5位、樽井捺月(29=山木)に2-0判定勝ちで初防衛を果たした。アンダーカードで元WBO世界ミニマム級王者、山中竜也の妹、山中菫(19=真正)が拓殖大出身でプロデビューの山田夏冴(24=セレス)に判定勝ちして、プロ入り2戦2勝とした。
◇日本女子アトム級タイトルマッチ
長井香織(真正)[2-0(59-55×2、57-57)]樽井捺月(山木)
1回、長井がジャブを出してジリジリ間合いを詰めかけるも樽井が右フックで飛び込んで、攻勢をアピール。長井は2回からは積極的にジャブで前進。樽井は後退しながら手を出すが、受けに回って長井のポイントを許してしまった。
両選手とも明確なヒットがないまま試合が進み、攻めが目立った長井をジャッジ2人が4ポイント差で支持して長井の手が上がった。長井は6勝2KO2敗3分、樽井は4勝7敗2分。
◇女子アトム級4回戦
山中菫(真正)[2-0(39-37、38-38、40-36)]山田夏冴(セレス)
サウスポー対決。2戦目の山中が開始からボディを狙って飛び込んだ。10センチ以上身長で上回る山田は低い姿勢の山中の動きに戸惑ったのか、パンチが出ない。2、3回と山中が仕掛ける試合展開となったが、4回に山田がようやく左ストレートをヒットして挽回するも、逆転はならなかった。
山中の兄、竜也は「相手がうまく、最後は怖かった。動きとしてはよかったが、もっとはっきりポイントをとるパンチを出さないと」と妹にやや辛口のコメント。山田の父渉さんは拓殖大4年時にソウル五輪フェザー級代表。観客席から次女の戦いを見守ったが、「緊張していたこともあるが、もっと4回のように手を出さないと」ともどかしそうだった。
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