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元2階級制覇王者フランプトン ヘリングに敗れ引退表明

2021年4月5日 19時20分

3日(日本時間4日)アラブ首長国連邦のドバイでWBO世界S・フェザー級王者のジャメル・ヘリング(米)に敗れた“ザ・ジャッカル”の異名を持つ元2階級制覇王者カール・フランプトン(34歳=英、写真)が試合後に引退を表明した。

フランプトンは3階級制覇を狙ってドバイのリングに上がったが、長身サウスポーのヘリングに6回TKO負け。キャリア初のTKO負けを喫したフランプトンは「私は試合前、もし負けたら引退すると言っていた。私はあまりにも長く家族から離れていた。子どもたちが成長する姿を見たい。これからは私の人生を家族に捧げたい」と涙ながらに引退を表明した。

フランプトンは2014年、キコ・マルティネス(スペイン)からIBF・S・バンタム級王座を奪い2度の防衛に成功。16年、同胞のWBA王者スコット・クイッグとの無敗王者による2団体統一戦はイギリスで大きな注目を集めた。

この試合に勝利するとアメリカに進出してレオ・サンタクルス(米)からWBAフェザー級王座を獲得、2階級制覇を達成し存在感を発揮した。再戦で敗れるとその後は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を下す勝利が光ったが、2度の世界戦に敗れて引退を決意した。戦績は31戦28勝16KO3敗。

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