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ネリが鬼門の計量クリア WBO王者フルトンはフィゲロア有利を予想

2021年5月15日 9時35分

 WBC・S・バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)vs.同級WBAレギュラー王者ブランドン・フィゲロア(米)の計量が14日ロサンゼルスのハイアットリージェンシーLAXで行われた。V1戦となるネリはリミットの122ポンド(55.34キロ)、フィゲロアは121.2ポンド(54.98キロ)で合格した。この試合をメインにするPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントは明日15日(日本時間16日)米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで挙行される。

計量クリアで雄叫びのネリ

 体重オーバーのトラブルが目立つネリだが、前回の王座決定戦に続き、きっちり仕上げてきた。立会人が「122ポンド!」とコールすると「よし!」というようなポーズをとり、携帯したドリンクをうまそうに飲み干した。一方、元WBCライト級王者オマール・フィゲロアの実弟ブランドンは暫定王座を獲得したゲンのいい会場で統一王者を目指す。

WBA正規王者のフィゲロア

 オッズはアメリカ式の表記でネリが-240、フィゲロアが+190、およそ2-1でネリが有利と出ている。米国メディアの予想もパワーと攻撃力で勝ると思われるネリに傾いているが、この一戦の勝者と統一戦を予定するWBO王者スティーブン・フルトン(米)は体格で勝るフィゲロアが僅差の勝利を収めるのではないかと予想している。

ローマン(左)とエスピノサ

 セミに出場する前WBAスーパー&IBF統一王者S・バンタム級ダニエル・ローマン(米)は122ポンド(55.34キロ)、相手のIBF同級13位リカルド・エスピノサ(メキシコ)は121.6ポンド(55.16キロ)をマーク。またS・フェザー級10回戦は、WBA2位ザビエル・マルティネス(米)が131.6ポンド(59.69キロ)、相手の元ランカー、フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)は131.8ポンド(59.98キロ)を計測した。Photos from Esther Lin/SHOWTIME

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