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辰吉寿以輝が復帰戦TKO、大沢宏晋はWBA12位下す

2017年12月24日 22時19分

 大阪帝拳主催の「第74回ドラマチックボクシング」は24日、大阪府門真市の東和薬品RKUTABドームサブアリーナで行われ、メインのS・バンタム級8回戦は、辰吉寿以輝(大阪帝拳)がタイ・フェザー級1位ノンディア・ソーバンカルーに3回TKO勝ち、デビュー7連勝(5KO)をマークした。

辰吉(左)はデビューから7連勝をマーク

 辰吉は練習中の負傷で今年2月、さらには7月に予定されていた試合をキャンセル、1年2ヶ月ぶりのリングだった。

 結婚して長女も誕生しての初の8回戦だったが、硬さはまったくなかった。2回に左右のボディブローから右ストレートを顔面にヒットしてダウンを奪うと、3回も右ストレートを合わせて2度目のダウンを奪った。

 なんとか立ち上がったノンディアだが、辰吉は攻撃の手を緩めず、ロープに押し込むと、父丈一郎譲りの左ボディへのフックをめり込ませて10カウントを聞かせた。1発に頼らず、ジャブから2発、3発とパンチをつなげたところがよかった。

大沢(右)は世界ランカー対決に競り勝った

 セミのフェザー級10回戦は、WBA世界同級13位の大沢宏晋(ロマンサジャパン)がWBA・S・バンタム級12位の新鋭アレクサンダー・メヒア(ニカラグア)と対戦。大沢はジャブから距離を取って戦おうとするも、メヒアはパンチを強振して大沢をロープ際に追い詰める展開となり、大沢は思うような試合運びができなかった。

 なんとかボディへのパンチを決めた大沢が2-0の判定で辛くも世界ランカー対決を制した。大沢は33勝20KO4敗4分。メヒアは8勝4KO1敗。

 前座では相川学己(三迫)が日本S・バンタム級8位の川島翔平(真正)に6回TKO勝ち。ランキング入りに大きく前進した。

◇S・バンタム級8回戦
辰吉寿以輝(大阪帝拳)[KO3回2分19秒]ノンディア・ソーバンカルー(タイ)

◇フェザー級10回戦
大沢宏晋(ロマンサジャパン)[2-0(96-96、97-96、96-95)]アレクサンダー・メヒア(ニカラグア)

◇S・バンタム級8回戦
相川学己(三迫)[KO6回1分42秒]川島翔平(真正)

◇S・バンタム級6回戦
堤本京介(大阪帝拳)[KO1回1分3秒]シラバチャ・シットチャルンシン(タイ)

◇68キロ6回戦
結城大二郎(大鵬)[3-0(59-55、60-54×2)]相川翔太(HKスポーツ)

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