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元K-1王者の武居由樹 9.9ボクシング転向2戦目に向け決意表明

2021年8月24日 20時17分

 9 月9日の後楽園ホール「フェニックスバトル80」で、元K-1王者の武居由樹(25=大橋)がボクシング転向2戦目を迎える。デビューから5連続KO勝利の竹田梓(24=高崎)との54.5キロ契約6回戦はメインイベント。大橋ジムから武居の近況が届いた。

――現在の調整は?
武居 順調ですね。今まで1番かなと思います。K-1時代を含めても、こんなにスパーリングをしたことがないですね。追い込んだ練習もできています。

――スパーリングの量は?
武居 総スパー数は数えていないですが、毎週2~3回です。K-1でも週1回やる程度だったので、そんなにやってこなかったので。よりしっかりボクシングができたかなと思います。

――7月下旬にK-1時代の所属先、POWER OF DREAMの千葉合宿に八重樫トレーナーと参加しました。

武居 前所属の(古川)会長から誘われ、試合が近くなければ行こうと思っていた。砂浜を走りました。1泊で走り込み合宿です。毎年行っていて、もう10年ぐらい通っていたので、試合前のルーティン、儀式的な気持ちでした。

――1回KO勝ちデビュー戦を振り返ってください。
武居 ボクシング興行の会場、試合の雰囲気すべてがK-1とは違うものなので、自分には良い経験させてもらいました。

――2戦目の相手竹田梓の印象は?
武居 動画を見て、左も右もパンチが強い印象ですね。5戦5勝5KOの成績もすごいし、気を引き締めて、集中もしています。

――ボクシング転向後初のメインイベンターです。
武居 メインとして任された以上、2戦目ですがメインらしい試合をしっかりやりたい。良い意味で期待してもらっていますので、しっかり応えたいです。やっぱり第1試合より、メインイベントが気合も入りますね。

――2戦目のテーマは?
武居 K-1時代もそうでしたが、展開次第でいけるところはいきたいと思います。あと(2月の)レジェンドも、3月のデビュー戦と少しだけですがケガもあり、スパーリングの回数も本当に少なく、万全の調整と言えませんでした。2戦目の今回で初めて「100%の武居由樹」を見せられると思いますし、どういうボクシングをするのか見てもらいたいです。

――2戦目もKOしたい?
武居 3回以上は戦いたくないです(笑)。3回以内にKOしたいという希望はあります。K-1ファンの方も見に来てくれると思いますし、自分も(K-1ルールの)3回に慣れています。経験として6回はやりたいですが。ただK-1では1日3試合のトーナメントもしているので、フルに6回やっても問題ないです。

――大橋ジムでは選手の試合が定期的にあります。
武居 試合でも触発されますし、トップの選手がスパーリングしているので、練習上がりで、なるべくスパーリングを見て勉強しています。(井上)尚弥さんをはじめ、すごい先輩ばかりなので、見て吸収しています。POWER OF DREAM時代は自分が引っ張るような感じでしたが、ここでは勉強し、吸収することが多いです。

――2戦目の前後にはボクシング世界戦3試合があります。
武居 K-1時代は他の王者に負けない試合をしたいと思っていました。今の自分はまだまだなので、少しでもすごい人達に近づけるような試合をみせていきたいです。

――特に9月はボクシング世界戦とともにK-1など格闘技興行も多くあります。
武居 自分も目立ちたいですし、埋もれたくない。普通にやれば、他のすごい選手たちに負けない試合はできる自信はあるし、良いものを見せる自信もあります。

■八重樫東トレーナーの話「調整はまあまあです。スパーリングは長くて6回で、それで十分だと思います。スタミナ、試合感覚の面はまったく心配していません。技術的にディフェンスはまだまだですが、オフェンスはボクシング仕様になりつつあります」 写真=大橋ジム提供

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