8月の月間MVPは日本V7の吉野修一郎 敢闘賞はV1の古橋岳也
2021年9月8日 17時23分
2021年9月8日 16時40分
あす9日後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル80」の計量が8日行われ、メインの54.5キロ6回戦に出場する元K-1王者の武居由樹(大橋)と対戦相手の竹田梓(高崎)がともに54.3キロで合格した。
3月のデビュー戦でKO勝ちした武居がプロ2戦目を迎える。この間は元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)、日本S・バンタム級6位の石井渡士也(REBOOT.IBA)、日本フェザー級1位の渡部大介(ワタナベ)らとスパーリングを重ね「ボクシング漬けで毎日レベルアップしている」とは本人の弁だ。
具体的には「以前は蹴りにつなげるためにパンチを打っていた(のを変えた)」、「K-1のときはパンチを100%で打っていたけど、ボクシングはラウンドが長いので強弱を覚えた」、「力を抜いたり、コンビネーションのリズムを覚えた」。キックボクシングのスタイルからボクシング仕様に変えているのが今の武居の取り組みだと言えそうだ。
対戦相手の竹田は5戦すべてKO勝ちのパンチャー。これが2年ぶりのリングとなるが、武居は「左も右もすごい強いパンチを持っている。リズムだったり距離感だったり打ち方だったりは僕と似ていると思う。バチバチのいい試合になると思う」と試合を予想。その上で「メインイベンターらしく倒して勝ちたいと思います」とKOを予告した。
K-1時代は大会場での試合が多かったが、再び後楽園ホールでの試合が続き、「初心に返るというか、もう一度上に上がるという気持ちにさせてもらった」と現在の心境を語る。いずれ大会場でのタイトルマッチを目標でプロ2戦目に臨む。
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