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元女子世界王者の江畑佳代子が有終の美 「これで選手としては終わり」

2021年10月15日 22時14分

 15日後楽園ホールのメインでは元WBO女子ミニマム級王者の江畑佳代子(ワタナベ=45歳)が引退試合に臨んだ。元WBO女子アトム級王者・池山直(フュチュール)と6回戦を行い、3ー0判定勝ち。

アッパーを決める江畑

 ファイター池山に対し、江畑は持ち前のフットワークを活かした軽快なボクシングでかわし、そして得点。3回には右ショットを決め、さらに左アッパーなどで飛び込んだり、池山の出ばなをくじく。

 約2年ぶりの池山はさすがにピーク時ほどではないが、相変わらず強いプレッシャーで江畑に迫る。終盤には距離を詰めたものの、江畑をとらえ切ることはできなかった。最終6回には江畑が軽いダウンを奪っている。

江畑は45歳まで戦った

 スコアは58ー55、59ー54が2者で江畑。元世界王者対決で有終の美を飾った。母親そしてこの日の対戦相手の池山に感謝の言葉を述べた江畑は、「大好きなボクシング、これで選手としては終わります」と語り、惜別のテンゴングを聞いた

 江畑の終身戦績は13勝6KO8敗。江畑よりも年上の池山(52歳)は18勝5KO7敗4分。(戦績はいずれもJBC公認以前のものも含む)。

◇女子アトム級6回戦
細田めぐみ(SRS)[引き分け1ー1(58ー56、56ー58、57ー57)]狩野ほのか(世田谷オークラ)

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