WBAフライ級王者ダラキアン来月防衛戦、前S・バンタム級王者バルガスはカネロ前座で復帰戦
2021年10月20日 14時33分
2021年10月19日 21時17分
日本&WBOアジアパシフィックS・ライト級王座決定戦が19日、後楽園ホール「フェニックスバトル81」のメインで行われ、日本1位の平岡アンディ(大橋)が同級2位の佐々木尽(八王子中屋)に11回1分58秒TKO勝ち。一気に2つのタイトルを獲得した。
前日計量で佐々木がリミットを1.8キロオーバーして失格し、佐々木は19日午後5時の計量でS・ライト級リミットの8%増以内という条件を守って試合は成立。試合は平岡が勝った場合のみタイトル獲得という変則ルールで行われた。
IBF6位のランクされ、世界を期待される平岡と強打の佐々木によるホープ対決。サウスポーの平岡は初回、軽快なコンビネーションを見せると、佐々木も思いきり踏み込んで左フックを打ち込んで会場を沸かせる。減量失敗の影響が心配された佐々木だが、両手を頭の上に上げて「かかってこい!」と挑発ポーズを繰り出して元気いっぱい。動きも悪くない。
平岡はガードを固めて前に出る佐々木のアタックをかわし続け、コンビネーションを打ち込んでいった。佐々木もやられっぱなしではない。ジャブは思いのほか鋭く、3回は佐々木のボディ打ちで平岡がリングにゴロリ。これはダウン判定にはならなかったが、佐々木はわざと打たせたり、挑発したり、何とか平岡にスキを作らせようと奮闘した。
しかし平岡はスピードのあるコンビネーション、左ボディアッパーを随所で決めてポイントを獲得。5回を終えての公開採点は、平岡が48-47、49-46×2でリードした。
6回、佐々木がやや疲れを見せると、7回早々に平岡が右フックを決め、左をフォローすると佐々木がキャンバスに落下。平岡は立ち上がった佐々木に右フックを浴びせて2度目のダウンを奪った。絶体絶命の佐々木はここから脚を使い、クリンチを使い、雄叫びを上げて何とかこのラウンドをしのいだ。
8回、試合をあきらめない佐々木はまだまだ力のこもったパンチを打ち込むが、平岡はこれを慎重によけて左ボディアッパーを軸に佐々木を追い込んでいく。11回、逆転を狙う佐々木はよく攻めてパンチを打ち込んでいったが、この攻撃をかわした平岡が攻めに転じ、右アッパーを打ち込むと佐々木がダウン。立ち上がったものの主審が試合を止めた。平岡は18勝13KO。佐々木は11勝10KO1敗。
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