カネロに新たな勲章 プラントを11回TKOでS・ミドル級4冠統一
2021年11月7日 16時00分
2021年11月6日 21時38分
日本L・フライ級王座決定戦が6日、後楽園ホールで行われ、同級2位の岩田翔吉(帝拳)が同級1位・芝力人(真正)に9回37秒TKO勝ち。プロ初のタイトルを獲得した。王座決定戦は前王者、矢吹正道(緑=現WBC世界同級王者)のタイトル返上によるもの。
当初の9月から2ヵ月スライドされて行われた一戦。両者待ちに待ったゴングが鳴り、まず目についたのは、芝の軽い動きだった。脚でテンポを刻みながらジャブでけん制。岩田もフェイントをかけながらプレス開始。しかし序盤は芝主導の駆け引きで、3回、岩田が右を打ち込むシーンもあったがペースを奪うまでにはいたらない。
それでも岩田は4回、再び右クロス、抜かりなくボディも攻め、5回はさらにプレスを強化。ブロッキングして前へと先輩村田諒太ばり?に出、右を叩き込んで芝を効かせた。続く6回、岩田は右クロスでダウンをマーク。タイトルに執念を燃やす芝も左フック、アッパーを合わせて抵抗するが、岩田に傾いた流れを引き止めることはできない。
8回、岩田は軌道を変えた右ボディで芝を効かせると、コーナーへ追って右。果敢に相打ちするも直撃された芝がもつれて倒れダウン。これを飯田主審はスリップとしたが、9回に入り岩田がまたもコーナーに詰めていくと即座に芝を救い出した。
高校時代にのちにプロで世界王者となる田中恒成(畑中)、井上拓真(大橋)に勝利した経験を持つ早大出身の岩田は7勝5KO無敗。近大出身の芝は5勝3KO2敗となった。
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