前日本S・フライ級王者の中川健太が再起 ホープ廣本彩刀わずかに及ばず
2021年11月19日 20時04分
2021年11月19日 16時08分
ゴロフキン-村田戦のサポーティングカードとして行われるライト級戦は、3冠王者・吉野修一郎(三迫)-元世界王者・伊藤雅雪(横浜光)の注目カード。試合は吉野の持つOPBFとWBOアジアパシフィックの2王座がかけられる(12回戦)。
ライト級に上げた伊藤のラブコールで昨年も話題になったカードだが、伊藤は暮れに三代大訓(ワタナベ)に敗れて後退。1年の時を置いて実現することになった。「この間は三代選手と吉野選手が試合をするという話もあったので、自分にもまだ運があるなと思っています。思い描いていたストーリーではないですが」と伊藤は、吉野戦実現を喜んでいる。
ライト級の肉体になじんできた感触もあるという。「ディフェンス面は僕のほうがいいと思います。決定打はもらわないから。ただ吉野選手には連打があるので」と伊藤。「こういう舞台でこういう相手と、ありがたい限りです。(三代に)負けて遠回りしているのにこうしてチャンスをいただけるのだから」(伊藤)。自ら「正念場」と位置付ける吉野戦をクリアして世界戦線に戻るつもりだ。
かたや吉野もゴロフキン-村田戦と同じリングでの出場にうれしそう。相手は元世界王者で、さらに今回の興行の注目度を考えれば「勝てばその先に行ける」(吉野)と燃えるのも当然である。
日本、OPBF、WBOアジアパシフィックの3タイトルを独占し、ライト級トップの自負がある。伊藤に勝ってその評価を確たるものとし、世界に打って出る考え。「パワー、フィジカル面、パンチ力も僕のほうが上回っていると思います」と自己分析している。
両者にスパーリングの経験はない。展開の予想についてはともに「最終的には打ち合いになる」点で一致している。熱い試合になりそうだ。
元トップアマで30歳の吉野は14勝11KO。身長175センチで世界ランキングはWBO5位、IBF12位、WBAとWBCは14位。叩き上げの伊藤も30歳で戦績は27勝15KO3敗1分。身長174センチ。
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