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WBAフライ級王者ダラキアンV5 元S・フライ級王者コンセプシオンを9回TKO

2021年11月21日 14時25分

 ウクライナのキエフで19日(日本時間20日)行われたWBAフライ級タイトルマッチは、王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ=写真)が挑戦者1位ルイス“エル・ニカ”コンセプシオン(パナマ)に9回TKO勝ち。2018年にブライアン・ビオリア(米)との王座決定戦で獲得した王座の5度目の防衛を果たした。

 コロナパンデミックの影響で(本人の感染はなし)20年2月以来の試合となったダラキアン(34)だが、力量にサビ付きは見られなかった。序盤、断続的に仕掛けるコンセプシオン(36)のアタックをかわすとコンビネーションを浴びせてリード。パナマ人が接近戦で優位に立つとクリンチで追撃をしのぐ。

 5回、ダラキアンがプレスを強めると今度はコンセプシオンがクリンチを強いられる。ラウンド後半、左フックを交えた王者のアタックでコンセプシオンはダウン。ダラキアンは6、7回にダウンを追加、コンセプシオンは8回、何とか踏みとどまる。しかし9回、王者が畳みかけると挑戦者は再びキャンバスに落ちる。続行に応じたが、乱打に晒されるとコーナーがタオルを要求した。

 WBO王者中谷潤人(M.T)の対抗王者ダラキアンは21勝15KO無敗。日本で河野公平と対戦した元WBA・S・フライ級王者コンセプシオンは39勝28KO9敗。Photo by SUMIO YAMADA

■フライ級世界王者
WBA アルテム・ダラキアン(ウクライナ)
WBC フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)
WBC暫定 マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)
IBF サニー・エドワーズ(英)
WBO 中谷潤人(M.T)

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