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2021年11月26日 21時16分
2021年11月25日 15時56分
志成ジムが25日に東京都内で会見を開き、WBO世界S・フライ級チャンピオンの井岡一翔(志成)の次戦は12月31日に東京・大田区総合体育館でIBF世界同級チャンピオンのジェルウィン・アンカハス(比)との統一戦となることを発表した。
井岡は9月のフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)戦以来のV4戦で念願の王座統一戦となる。アンカハスに勝って2団体王者となり、WBC&WBA同級王者フアン・エストラーダ(メキシコ)に頂上対決を迫るつもりだ。
「率直に言って、すごくうれしいです。驚いた」。アンカハス戦の決定をこう言い表した井岡。アンカハスとの試合が正式に決定し、あらためて映像を見直した結果「めちゃくちゃ強い」とライバルの実力を再評価したという。アンカハスはIBF王座を9度防衛中だが、それだけ長く守ってきたのもわかる、というのだ。
アンカハスは井岡よりも3歳年下の29歳。ここまで33勝22KO1敗2分の見事な戦績で、パッキャオふうの踏み込みから繰り出す上下への左ストレートなどに威力を秘めるサウスポーだ。「自分の攻撃が出始めると、どんどんリズムに乗ってくる。だからそこをうまく外すのか、ブロックするのか、その状況判断が必要になると思います」(井岡)
予想以上の苦闘を強いられたロドリゲス戦は、井岡をしてボクシングの難しさを痛感させられた。万全に仕上げて自分のボクシングに自信があっても、実際のリングでは歯車が狂うこともある。「相手あってのボクシングであるとあらためて思いました」と井岡は語る。
しかし、前回の教訓が今度のビッグマッチに生きるのも事実。その意味で井岡は「自分は持っている」とし、難しい試合だったロドリゲス戦を勝ち抜いた経験をしっかりと生かすつもり。「期待してほしいと思います」と言い切った。
この日の会見ではアンカハスから届いたビデオレターも公開された。そこでアンカハスは「井岡選手の人柄はとても謙虚だけど、彼のパンチ力は非常に危険」と語っていた。井岡は「僕はパンチ力に頼る選手ではないので」としつつ「僕は僕で彼を研究してやっていきます」。
日本人選手最多18度目の世界戦となる井岡にとってはミニマム級時代の八重樫東戦以来となるチャンピオン対決。「統一戦は別格」と言う井岡は、「楽しみです。この試合ができることに感謝してやっていきます」と語っていた。
「アンカハスに勝って、獲って、エストラーダを『(対戦を)やらないといけないんじゃないの』というところに追い込みたい」(井岡)
勝てば井岡の目標である4団体統一王者に一歩近づく。井岡-アンカハス戦はTBS系で放送される。放送時間は未定。
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