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井上尚弥あすバンタム級2冠防衛戦「来春のビッグマッチにつなげる」 挑戦者ディパエンはKO宣言

2021年12月13日 15時51分

 WBAスーパー&IBFバンタム級タイトルマッチの計量が13日、横浜市の横浜ベイシェラトン&タワーズで行われ、チャンピオンの井上尚弥(大橋)がリミットの53.5キロ、挑戦者IBF5位、WBA10位のアラン・ディパエン(タイ)が53.3キロで明日の試合に進んだ。試合は14日、両国国技館でゴング。試合開始は20時ごろを予定している。

 井上(28=21勝18KO)はここ2試合をラスベガスでファイトしており、19年11月のWBSS決勝、ノニト・ドネア(フィリピン)戦以来およそ2年ぶりに国内のリングに立つ。計量を終えた井上は「あすは2年ぶりに日本での試合で自分も楽しみにしている。みなさんも楽しみにしてくれているので、その分素晴らしい試合をお見せしたい」と話した。

 会見でKO勝利を堂々と宣言したディパエン(30=12勝11KO2敗)については、「計量で体を見たけどしっかり仕上げている」と評価しながら、「それぐらい気合いが入っていないといい試合にならない」と、王者らしく挑戦者の気合いのコメントを歓迎した。

 今回の試合のモチベーションを問われると、「ボクサーにとってモチベーションはリングに上がることだと思うので、今回このコロナ禍でリングに上がれること自体がモチベーションになっている。プラス、先日(WBC王者)ドネアがいい勝ち方をしたし、来春に向けてというのもモチベーションになる」と来春の統一戦実現を見据えた。

「リードパンチで倒す」という言葉が話題になったが、井上は「リードパンチで倒すは自分の表現であって、それくらい力の差を見せつけて倒すという意気込み。(戦い方は)あすリングの上で向かい合ってすべてを決めたい」と話した。

 4団体統一を目指すバンタム級戦線は、日本時間12日にWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)が快勝でベルトを堅守。一方、WBO王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)は同じ日に防衛戦を行う予定が、けがを理由に試合をキャンセル。WBOは王座の扱いが不透明な状況となっている。

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