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元K-1王者の武居由樹が3連続初回TKO勝ち、松本圭佑も4連続KOマーク

2021年12月14日 18時54分

 元K-1王者として注目を集める武居由樹(大橋)が14日、井上尚弥の世界タイトルマッチをメインとする両国国技館に登場。55.0キロ8回戦で今村和寛(本田フィットネス)に1回59秒TKO勝ち。デビューから3連続初回KO勝利を飾った。同じくホープ、松本圭佑(大橋)もデビューから4連続KO勝ち。

圧巻の初回TKO勝利を見せた武居

◇55.0キロ8回戦
武居由樹(大橋)[TKO1回59秒]今村和寛(本田フィットネス)
 武居が速攻で試合を決めた。ググッと今村にプレスをかけて下がらせると、左アッパー、右フックをヒット。ダメージを負った今村に左を追撃すると今村がキャンバスへ。主審がすぐに試合を止めた。武居は3勝3KO。「パンチが強かった。59秒ですごく差を感じた。3ラウンド以上は持っていきたかった」と語った今村は2勝1KO1敗1分。

武居の話「今年は3戦して3KO。まだまだここからがスタート。チャピオンになるまで気を抜かずにがんばりたい。今日の戦い? 前に来る選手だったので冷静に戦おうと思ったけど倒しにいってしまった」

松本(左)はベテランの荒木を仕留めた

◇58.5キロ8回戦
松本圭佑(大橋)[TKO5回55秒]荒木貴裕(JB SPORTS)
 22歳のホープ松本がプロ4戦目で34歳のベテラン荒木を迎えた。初回、長身の松本が遠い距離から鋭い右ストレートを打ち込んでいった。荒木は2回から距離を詰め、相打ち覚悟で左右のフックを振っていく。松本は接近戦でも負けていないが、ジャブ、右ストレート、左フックをコツコツ当ててポイントを獲得していった。

 荒木は4回、被弾しても前に出て右ストレート、左フックを松本にヒットするシーンを作る。しかし5回、荒木が攻めた後、松本の右ストレートで荒木がバッタリとダウン。主審が試合をストップした。松本は4勝4KO。3連敗中だった荒木は12勝4KO11敗。

石井(右)はよく攻めて大差判定勝ち

◇S・バンタム級8回戦
石井渡士也(REBOOT.IBA)[3-0(79-73、80-72、80-71)]藤岡拓弥(VADY)
 日本S・バンタム級7位の石井は初回からジャブを突き刺し、アッパー、左ボディも打ち込んで優位に立った。藤岡は2回から距離を詰めてボディ打ちで応戦。しかし石井はジャブを軸に足も使い、藤岡にダメージを与えていった。石井は5回にペースアップ。6回は左をダブルで使うなど次々とパンチを打ち込み、左ボディを立て続けに決めて、タフな藤岡を追い込んでいく。石井は7、8回とKOを狙ったが、タフな藤岡は最後まで粘った。石井は5勝3KO1敗。藤岡は10勝1KO11敗1分

◇フライ級4回戦
梶谷有樹(八王子中屋)[3-0(39-36、38-37×2)]永里翔(レパード玉熊)

◇S・フェザー級4回戦
髙井開輝(T&T)[2-0(40-36、39-38、38-38)]テール上滝(上滝)

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