内藤律樹が王座陥落、麻生興一が9回TKOでOPBF・S・ライト級王座奪取
2021年12月15日 0時06分
2021年12月14日 21時10分
WBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチが14日、両国国技館で行われ、チャンピオンの井上尚弥(大橋)が挑戦者IBF5位、WBA10位のアラン・ディパエン(タイ)に8回2分34秒TKO勝ち。WBAは6度目、IBFは4度目の防衛に成功した。観衆は7000人。
静かな立ち上がり。井上はジャブを突きながら、ディパエンの動きをしっかり観察した。体格のいいディパエンはなかなか重そうなパンチを打つ。井上は2回、徐々に圧力を強め始めた。いつも通りジャブは速く、重い。ガードの高いディパエンが下がるシーンが早くも目立ち始めた。
3回、井上は足を動かしながらジャブを軸に右ボディストレート、右アッパーから左フックとさらに多彩なパンチを打ち込んでいく。4回、井上が接近戦にディパエンを招くと、ディパエンは左右のフックを思い切り打ち込んでガッツを見せ、井上はアッパーをトリプルで打ち込んで会場を沸かせる。その後も井上は攻め、左ボディも打ち込んでいくが、ディパエンがタフネスぶりを発揮した。
井上は5回以降もジャブ、ボディ打ちを軸に多彩なパンチで攻めた。ディパエンが下がりながらも表情を変えず、時に強いパンチを打ち込んで抵抗を続けた。井上の左ボディを食らってもディパエンはなかなか失速しない。
しかしようやく8回、井上が前に出ながら連打を打ち込むと、左フックでディパエンがダウン。立ち上がった挑戦者に井上が再び左フックを決め、ディパエンがグラついたところで主審が試合を止めた。井上は22勝19KO。ディパエンは12勝11KO3敗。
井上の話「戦前の予想、期待を遙かに下回る試合をしてしまいました。ディパエン選手は本当にタフだった。向かい合った時に何かを狙っているのを感じたし、根性も感じた。この試合に向けて練習したリードジャブが当たったんですけど、これ、効いているのか?というくらい表情が変わらなかったのでメンタルがやられそうだった。今日は8ラウンド、2年ぶりの日本のリングで楽しく戦えたので良かったと思う」
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