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井岡一翔「勝つ難しさが分かるからこそ勝ちに徹した」 2022年のS・フライ級統一戦に決意新た

2022年1月1日 14時41分

 WBO・S・フライ級王座の4度目の防衛に成功した井岡一翔(志成)が試合から一夜明けた1日、オンラインで記者会見を開いて前夜の試合を振り返った。

オンラインで会見する井岡

 通算10度目となった大みそか決戦は、来日できなくなったIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)のピンチヒッター、福永亮次(角海老宝石)に判定勝ち。井岡は「欲を出せばKOで倒すとか、いい勝ち方をするとか、そういう部分はもちろんあったけど、勝ち続けることが一番大事。どんなにいい試合をしても負けたら意味がない。今までやってきて勝つ難しさを分かるからこそ勝ちに徹した」と前夜の試合を振り返った。

 アンカハスと同じサウスポーの福永と12ラウンド戦ったことについては、「12ラウンドやってサウスポーに対して違和感はなかったし、やってきたことも出せたので試合をやって良かったと思う」と納得顔。

 2021年は20年暮れの試合でタトゥーが見えたことを批判されたり、JBCの不手際でドーピング違反の濡れ衣を着せられたり逆風を経験した。井岡は「ボクシング以外のことでもいろいろありましたけど、結果それが自分の成長なのか、何かにつながった」と21年を振り返った。

 今後については「ずっと言い続けている統一戦に向けて試合を実現させて、統一チャンピオンになる姿を見てもらいたい」とベルト統一をあらためて目標に掲げた。

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