6日両国国技館で井上尚弥（大橋）とOPBF東洋太平洋L･フライ級王座を争うヘルソン・マンシオ（フィリピン）が3日昼過ぎ成田に到着した。

　フランクリン・アルディーヤ、エドモンド・ビラモア・コーチとともにやってきたマンシオは「絶好調。100パーセントの自信がある。この試合のためにドニー・ニエテス（WBO世界L･フライ級王者）、メルヒト・サビージョ（WBO世界ミニマム級王者）らの世界チャンピオンとスパーリングをこなしてきた。僕はこれまで日本で2度敗れているが今度は大丈夫。イノウエのことも映像で分析済みだ。彼は（同胞の）オマヤオを倒しているが、僕はオマヤオよりずっと強い」と明るい表情で語った。

　暖かいフィリピン・セブから冬の日本にやってきたが「ウェートも問題ない。もう108ポンドだ。試合を見ていてくれ」と旅の疲れも見せず、日本のスーパールーキー撃破に自信を見せていた。