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2022年1月11日 火曜日

日本ミニマム級新王者は石澤開 2022年新チャンピオン第1号 森且貴に8回TKO勝ち

 日本ミニマム級王座決定戦が11日、後楽園ホール「フェニックスバトル83」のメインで行われ、同級1位の石澤開(M.T)が日本3位の森且貴(大橋)に8回2分50秒TKO勝ち。新チャンピオンに輝いた。試合の模様は14日(金)27時からフジテレビで放映される。

石澤は8回に試合を決めた

 石澤は昨年10月に挑戦者決定戦に勝利し、王者谷口将隆(ワタナベ)への挑戦権を獲得した。しかし、谷口がタイトルを返上して12月のWBOミニマム級タイトルマッチで王座を獲得。石澤は森と空位の日本タイトルをかけて争うことになった。

 試合は初回から軽量級らしいキビキビとしたパンチのやり取りとなった。森が盛んにジャブを突き、石田が高いガードで前に出てコンビネーションを打ち込む。互いにボディ打ち、アッパーも交えて盛んにパンチを交換。2回は早くも近距離で打撃戦だ。パワーで上回る石澤が右アッパーで森の動きを一瞬止めた。

 森がスピードと手数でペースをつかもうとするが、石澤はジャブ、右強打、ボディ打ちも入れて流れを渡さない。競り合ったまま試合は進み、5回終了時の公開採点は、48-47×3で石澤がわずかにリードした。

 石澤は6回、前に出ながら森のパンチをブロックではね返し、接近戦でコツコツとアッパーを当てて流れを引き寄せる。森も圧力をかけられながら懸命に打ち返す。それでもダメージが蓄積してきたのは森だ。8回、懸命に打ち合ったが、石澤の波状攻撃を浴びてついにダウン。立ち上がろうとしたがフラつき、セコンドが棄権を申し出た。

 石澤は10勝9KO1敗。担架で退場の森はプロ初黒星で9勝2KO1敗。ヒーローインタビューで石澤は「とりあえずほっとしている。森選手は僕のパンチを何度も食らって、目がうつろになったときがあってもボディを打ち返してきた。これからは日本チャンピオンにふさわしいボクシングをしていきたい」と語った。

 唯一の黒星を喫している谷口が12月にWBO世界王者となった。石澤は「実力はまだまだですけど」と言いながら、「ちゃんと胸を張ってリベンジしたいと言える立場になったと思う」とも。次戦は未定だが、世界戦の話があれば断る理由はない。

 また、試合が中止になった日本ウェルター級8位の安達陸虎(大橋)はS・ライト級アジア2冠王者の平岡アンディ(大橋)とのスパーリングを披露した。

湯川(右)は6回、一気に攻勢に出た

◇ライト級8回戦
湯川成美(駿河男児)[TKO6回2分2秒]福井貫太(寝屋川石田)
 アマチュア出身の湯川はガードを固めて前へ。リーチで上回る福井はさまざまな角度からパンチを打ち込み、湯川のガードをこじ開けにかかった。福井が細かくパンチを打ち込み、スイッチを繰り返す湯川が時折ロープに福井を押し込んでボディ攻撃を見舞うという展開が続いた。

 6回、湯川の右が決まって福井が大きく後退。湯川が一気に優勢に立つ中、ドクターチェックが入って、福井のアゴが骨折の疑いと判明し、主審がTKOを宣告した。湯川はデビューから4連勝3KO。一発に泣いた福井は8勝6KO5敗1分。

木村(右)は終始カウンターが冴えた

◇S・バンタム級8回戦
木村天汰朗(駿河男児)[3-0(80-72×3)]竹嶋海刀(勝輝)
 木村は初回から左フックのタイミングがよく合った。左フックを決めて、ラウンド後半には右カウンターも決めて好スタートを切る。その後も前に出る竹嶋に対し、木村は脚を動かしながら引きつけて左フック、右ストレートを当て続けた。竹嶋は終盤、懸命に前に出たが、脚を使い続ける木村をつかまえることはできなかった。木村は8勝2分。竹嶋は6勝1KO4敗1分。

川崎(右)は2年ぶりのリングで勝利

◇66.9キロ8回戦
川崎真琴(RK蒲田)[3-0(79-73×2、78-74)]木村文祐(JM・加古川)
 日本S・ウェルター級2位の川崎は19年9月、日本ウェルター級王者だった永野祐樹(帝拳)に挑戦して敗れて以来2年4ヶ月ぶりのリング。ワンツー、左フック主体の川崎に対し、木村は頭を下げて中に入り込もうとするスタイル。木村は独特の動きとショルダーブロックで決定打を許さないが、前半は川崎が手数で上回り、左フックを合わせてポイントを獲得した。

 後半は木村が右オーバーハンドを何度か決めたが、川崎は最終回にワンツー、右ストレートをクリーンヒット。見せ場をつくって木村を振り切った。川崎は12勝2KO8敗1分。木村は5連敗で9勝6KO9敗1分。

◇58.0キロ4回戦
新屋叶多(全日本パブリック)[2-0(39-37×2、38-38)]五十嵐友弘(ワールドS)

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