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2022年5月23日 月曜日

前WBO・S・フェザー級王者へリングが引退表明 19年に伊藤雅雪から王座獲得

 前WBO・S・フェザー級王者ジャメル・へリング(36=米、写真)が現役引退を発表した。へリングは21日、ラスベガスのWBOミドル級暫定王座決定戦のセミでジャメイン・オルティス(米)とライト級10回戦を行い3-0判定負け。試合後ソーシャルメディアを通じてリングから去る意思を明かした。

 米国海兵隊の一員として2度イラクへ従軍したへリングは2012年のロンドン五輪に米国代表選手として出場。チームのキャプテンを務めた。五輪で米国チームはメダル獲得ゼロに終わったが、プロ入りしたメンバーからエロール・スペンス(ウェルター級)、ジョセフ・ディアス(S・フェザー級)、ルーシー・ウォーレン(バンタム級)、ホセ・ラミレス(S・ライト級)そしてへリングと5人の世界チャンピオンが誕生している。

 12年12月にプロ転向した時点で27歳。ライト級でリングに上がり15連勝したが16年と17年に黒星を喫し上位進出を阻まれる。しかしクラスをS・フェザー級へ落とし、テレンス・クロフォードのブライアン・マッキンタイア・トレーナーに師事。19年5月、米フロリダ州で2度目の防衛戦に臨んだWBO・S・フェザー級王者、伊藤雅雪に判定勝ちを収めてベルトを巻いた。

 その後、元2階級制覇王者カール・フランプトン戦を含めて3度の防衛に成功。しかし昨年10月、現WBO&WBC統一S王者シャクール・スティーブンソンに王座を明け渡した。オルティス戦はライト級に戻って再起する目的で組まれた試合だった。

 サウスポーのテクニシャンタイプで、プロ戦績は23勝11KO4敗。海兵隊出身という背景でニックネームは“Semper Fi”(常に忠実な)。ツイッターで「これまでボクシングに費やした時間を放棄して家族に対して傾ける義務が私にある」と綴っている。Photo by SUMIO YAMADA

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