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年間技能賞の井岡一翔「さらなる高みを目指す」 殊勲賞の尾川堅一「海外でどんどん闘う」

2022年1月29日 15時24分

 2021年の年間表彰で三賞に輝いたのはMVPの井上尚弥(大橋)を筆頭に、技能賞はWBO・S・フライ級王者の井岡一翔(志成)、殊勲賞はIBF・S・フェザー級王者の尾川堅一(帝拳)となった。井岡の技能賞は3年連続3度目。

大みそかに福永を退けた井岡(左)

 井岡は9月、フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)に苦しみながらも判定勝ちして3度目の防衛に成功。大みそかにはIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との統一戦が延期になったものの、代役のアジア3冠王者、福永亮次(角海老宝石)を盤石の内容で退け防衛テープを4に伸ばした。

井岡一翔の話「まず初めに、このような難しい時期に試合が出来た事を、関係者の皆様、スポンサーの方々、応援してくださるファンの方々に深く感謝申し上げます。技能賞として評価して頂きまして、大変嬉しく思っております。ありがとうございます。今年もこの賞に恥じぬよう、更なる高みを目指して精進して参りますので、応援宜しくお願い致します」

悲願の世界王座を獲得した尾川

 尾川は11月、ニューヨークでアジンガ・フジレ(南アフリカ)との王座決定戦に挑み、計3度のダウンを奪って判定勝ち。17年12月、一度は手にした王座をドーピング検査陽性ではく奪された雪辱を4年越しで果たした。

尾川堅一の話「IBF世界S・フェザー級チャンピオンの尾川堅一です。殊勲賞に選んで頂き、嬉しく思います。どんどん海外で闘って、日本人は強い、尾川は強いと証明していきたいと思います。2022年もご期待ください!!K.O」

 三賞の投票結果はMVPが井上32、井岡3、矢吹2、技能賞が井岡23、中谷潤人12、井上2、殊勲賞が尾川23、矢吹10、谷口将隆4だった。

【2021年度表彰選手】
■プロ男子の部
☆最優秀選手賞 WBA・IBFバンタム級王者 井上尚弥(大橋) 4年連続5度目

☆技能賞 WBO・S・フライ級王者 井岡一翔(志成) 3年連続3度目

☆殊勲賞 IBF・S・フェザー級王者 尾川堅一(帝拳) 初

☆努力・敢闘賞 OPBF・S・ライト級王者 麻生興一(三迫) 初

☆KO賞 WBA・IBFバンタム級王者 井上尚弥(大橋) 2年連続5度目

☆新鋭賞 WBOアジアパシフィック・バンタム級王者 西田凌佑(六島) 初

☆年間最高試合賞(世界)
WBC・L・フライ級タイトルマッチ 寺地拳四朗(BMB)vs.矢吹正道
※真正プロモーション

☆年間最高試合賞(世界戦以外)
ライト級12回戦 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vs.中谷正義(帝拳)
※トップランク

■プロ女子の部
☆最優秀選手賞 WBA女子フライ級王者 藤岡奈穂子(竹原&畑山) 4年ぶり6度目

☆年間最高試合賞
WBA女子フライ級タイトルマッチ 藤岡奈穂子vs.スレム・ウブリナ(メキシコ)
※ゴールデンボーイ・プロモーションズ

■特別賞
江畑佳代子 元WBO女子ミニマム級王者

花形冴美 元IBF女子アトム級王者

故・星野敬太郎 元WBAミニマム級王者

故・鈴木太一 元西日本ボクシング協会長

故・登本康夫 元JBC審判員

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