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鈴木菜々江がWBO女子アトム級王座獲得 岩川美花に2-1判定でリベンジ

2022年2月25日 19時53分

 WBO女子アトム級タイトルマッチ10回戦が25日、後楽園ホールで行われ、挑戦者の鈴木菜々江(シュウ)がチャンピオンの岩川美花(姫路木下)2-1判定勝ち。スコアは96-94×2、94-96。岩川は2度目の防衛に失敗した。

鈴木(右)は最後まで自分のボクシングを貫いた

 両者は20年9月に対戦して岩川が際どい2-1判定勝ち。完全決着をつけるべく、神戸から東京に場所を移してのダイレクトリマッチとなった。

 スタートはファイターの鈴木が先手を取った。岩川はフットワークを使わず、鈴木を前で止めようとしたが、鈴木が左右のフックをヒット。ボディ打ちも見せてベルト獲得への執念を見せた。

 岩川はリングを大きく使わず、サイドの動きで鈴木を回しながらパンチを打ち込むボクシング。スイッチを織り交ぜながらカウンター、コンビネーションで勝負する。がむしゃらに前に出る鈴木の時間帯、岩川がコントロールする時間帯があり、甲乙つけがたい前半戦となった。

 後半に入っても展開は変わらなかった。互いにクリーンヒットがなかなか出ず、クリンチも多発して振り分けにくいラウンドが続く。第1戦と同じように、互いに譲らず終了のゴング。ジャッジはまたしても2-1ながら、今度は最後まで前に出続けた鈴木に軍配が上がった。

 試合後の鈴木は号泣。泣きながらマイクを握り「ありがとうございます」とファンに感謝を伝えた。29歳の鈴木は11勝1KO4敗1分。38歳の岩川は10勝3KO6敗1分。

前世界王者 花形冴美が引退式

 ダブル世界タイトルマッチの前に前IBFアトム級王者、花形冴美の引退式が行われた。花形は5度目の世界挑戦でチャンピオンとなり、昨年3月に2度目の防衛戦で松田恵里(TEAM0)とドロー、ベルトを保持したまま引退を表明した。

 花形は「何のボクシングのセンスもなかったけど大学を中退してボクシングの道に進んだ。ボクシングをやる前は壁にぶつかるとすぐにあきらめていた。そんな弱い自分と向き合って、壁を乗り越えてきたことは誇りに思っている」とあいさつし、ファンや関係者に感謝の意を表わした。

 現在は小学校の教員を目指して勉強中で、「今後は子どもたちの良さを引き出して、子どもたちを輝かせていけるようにがんばっていきたい」と抱負を語った。

◇女子アトム級4回戦
かぎしっぽさち(FLARE山上)[TKO2回28秒]川口まな(パンチアウト)

◇女子フライ級4回戦
岡田萌子(EBIUK’s BOX)[3-0(39-38×3)]アダムスハナコ(ハッピーボックス)

◇女子49.8キロ4回戦
勝谷美雪(ワタナベ)[TKO21分8秒回]郷司利也子(川崎新田)

◇女子アトム級4回戦
森麗子(DANGAN越谷)[TKO3回39秒]福原佐和子(UNITED)

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