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WBOクルーザー級王者 オコリーV2、IBF王者ブリーディスとの統一戦機運高める

2022年2月28日 10時16分

 27日(日本時間28日)ロンドンのO2アリーナで開催されたWBOクルーザー級タイトルマッチは、王者ローレンス・オコリー(英)が挑戦者3位ミハウ・ツィエスラク(ポーランド)に3-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。

 試合はクリンチが続出するフィジカルバトルとなり、レフェリーが何度も両者に注意を促す乱戦に終始した。その展開で上下にヒットを奪いポイントに結びつけたオコリーは5回、右をツィエスラクのテンプルに決めて鮮やかなダウンを奪う。

 7回、反撃の兆しを見せたツィエスラクは左構えにもスイッチして対処。だが9回、右ストレートを命中させたオコリーは10回にも右でのけ反らせる攻勢。クリンチ際でも懸命に右を返すツィエスラクだが、王者の牙城は固かった。

 公式スコアは意外に接近し117-110、116-111、115-113でオコリーの勝利。試合後のインタビューで統一戦を希望するオコリーに「スーパーマリオ」に変装したIBF王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)が登場。エディ・ハーン・プロモーター(マッチルーム・ボクシング)を交えて対決ムードを煽った。

 セミでは東京五輪フライ級金メダリスト、ガラル・ヤファイ(英)が10回戦でカルロス・バド・バウティスタ(メキシコ)に5回2分11秒TKO勝ち。ノンストップ連打で圧倒したサウスポーのヤファイは上々のプロ初陣。WBCインターナショナル・フライ級王者に就いた。

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