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赤岩俊がランキング復帰確実、日本S・ライト級8位の松本北斗にTKO勝ち

2022年3月10日 21時30分

 三迫ジム主催の「GENKOTSU vol.9」が10日、後楽園ホールで開催された。メインのS・ライト級8回戦は、ノーランカーの赤岩俊(マナベ)が日本同級8位の松本北斗(三迫)に6回TKO勝ち。日本ランキング復帰を確実にした。

赤岩は5回にダウンを奪った

◇S・ライト級8回戦
赤岩俊(マナベ)[TKO6回1分16秒]松本北斗(三迫)
 松本が上下左右によく動きながら多彩なパンチを上下に散らしていくボクシング。上背のある赤岩が前に出て右ストレート、左フックを狙っていった。前半戦は松本が運動量と手数で赤岩を翻弄。赤岩はジャブ、右を単発でヒットすることがあってもあとが続かず、なかなか強打を打ち込めなかった。

6回、赤岩は一気に勝負を決めた

 ところが優勢だった松本が5回終了間際、赤岩の右フックを食らってダウン。6回、赤岩が動きの鈍った松本を攻めると次々にパンチがヒット。松本陣営が棄権を申し出た。赤岩は7勝5KO3敗1分。松本は7勝1KO5敗1分。

◇64.0キロ8回戦
大野俊人(石川・立川)[引き分け1-1(79-73、76-77、76-76)]岩原慶(本多)
 強打が武器の大野がプレスをかけながら右ストレートと左フックを狙い、サウスポーの岩原は距離を取りながら左を打ち込むチャンスをうかがう。スピードで上回る岩原が左を決めて連打をまとめ、大野のも右、左フックを浅いながらヒット。4回、岩原が左を決めて攻勢に出たが、大野が右を決め返して反撃。駆け引きの時間帯が長いものの、互いに譲らない前半戦となった。

ともに勝利のほしかった岩原(右)と大野はドローに終わった

 6回、岩原が左、右フックを決めて前に出ると、終了間際に大野の左フックがカウンターでヒット。終盤は互いに決定打を欠き、勝利をアピールできなかった。大野は8勝8KO4敗2分。4試合連続で勝ち星をつかめなかった。日本ライト級17位の岩原は10勝5KO7敗1分。こちらも3試合ぶりの勝利とはいかなかった。

◇71.0キロ6回戦
可兒栄樹(T&T)[TKO3回2分37秒]宮本健太郎(EBISU K’sBOX)
 宮本が前に出てボディ打ちで先制。受けに回ったかに見えた可兒もジャブ、右アッパーを返した。宮本は手数で上回るものの、スピードに勝る可兒は宮本のパンチをブロックしながらジャブ、右ストレートをヒットしていく。3回、可兒が連打をまとめたところで宮本陣営が棄権を申し出た。20歳の可兒は5勝2KO1敗2分。昨年11月に10年ぶりに復帰して勝利。復帰2戦目に敗れた35歳の宮本は4勝2KO3敗。

◇バンタム級4回戦
船橋良太(大里KNUCKLE)[2-0(39-37×2、38-38)]谷憲明(リングサイド)

◇S・フェザー級4回戦
渡辺顕也(小熊)[TKO4回1分0秒]柴田隼也(T&T)

◇ミニマム級4回戦
川上拳汰(石川・立川)[3-0(39-36、38-37×2)]福田隆斗(三迫)

◇ライト級4回戦
ジョーカーリョウ(KG大和)[引き分け1-1(39-37、37-39、38-38)]鈴木誠太郎(T&T)

◇S・フェザー級4回戦
小杉山優太(リングサイド)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]山瀬心輝(花形)

◇53.3キロ4回戦
内沼蒼(石川・立川)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]松井洋太(三迫)

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