3月19日にWBC･L･フライ級チャンピンに返り咲いた寺地拳四朗（BMB）が12日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」に登場。3月に矢吹正道（緑）からタイトルを取り返した報告をファンにした。

　昨年9月、矢吹にベルトを奪われて9度目の防衛に失敗。目標とする具志堅用高さんのV13超えが途絶えた拳四朗は引退も考えたというが、気持ちを入れ直してダイレクトリマッチに勝利。リング上で「一度負けてベルトのありがたみが分かった。もう二度と手放さない」といつもの拳四朗スマイルで語った。

　今後については「統一戦がしたい。一番（実現）できるのは京口選手と思っているので京口選手とやりたい」とWBAスーパー王者にラブコール。さらに「勝てると思っているのでライバルとは思っていない。ベルトを2本にしたい」と強気に言い放った。