元世界王者の亀田和毅が新ジム移籍発表会見 井上尚弥の名前挙げ「一番強い相手と戦いたい」
2022年4月23日 0時20分
2022年4月22日 23時06分
22日のWBOミニマム級戦で王者谷口将隆(ワタナベ)に11回TKO負けを喫した石澤開(M.T)。前日計量で失格し、試合当日の再計量をクリアして上がった世界初挑戦のリングだった。
試合後、会見に応じた石澤は第一声で「失態を犯したにもかかわらずリングに上げてくださった皆さまに感謝したいです」。幸いにもダメージは心配されたほど感じさせず、メディアの質問に実直に答えた。
再戦でもあった谷口との試合内容については、「それなりに対策を練って臨みましたが、2年7ヵ月前とはまた違ったうまさでした」という。ストップのタイミングは、前もってインターバルでも染谷路朗主審から「打たれすぎだよ」と警告を受けており、仕方がないといった様子。
この日は午後5時半の再計量に合格した後で腹に入れたのは「水分に炭水化物を溶かしたものやゼリー」で、固形物というほどのものは摂っていない。当然、万全のコンディションとは違ったが、陣営も本人も覚悟していたよりも動けたという。「気持ちが折れたら脚も止まると思って、気持ちを切らさずに戦いました」と石澤は言う。
あらためて、減量失敗の原因は何だったのか。試合決定後のキャンプで足を痛め、調整に支障をきたしたのも一因。調整が遅れ、通常なら最後の“水抜き”で4キロ落とすはずが6.4キロを落とさねばならなかったという。「4キロは結構すぐに落ちたんですが、それ以降が……」と石澤。「何の言い訳の余地もありません」と繰り返した。
計量にとても間に合わないとなった時は「この試合が終わって引退しようと」まで考えたという。しかし試合ができることになり、ひとまずは目の前の試合に集中した。今後については、関係各所へのあいさつをしながら進退を考えるつもりという。「まだまだ僕は世界のリングで王者になる資格も実力もなかったということです」(石澤)
ジムの高城正宏会長は、石澤の足のケガを明かし、「本人次第だが、まだやる気があると思う」と石澤をかばった。
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