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S・ミドル級4団体統一王者カネロ 9月はビボル再戦ではなくゴロフキン第3戦を選択か

2022年5月24日 10時23分

 S・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)の次戦について米メディアが報じた。ESPNによるとターゲットは9月17日、相手は過去2戦で1勝1分のミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)になる見通しになってきた。

 ESPNによると、カネロは23日、メキシコで開かれた招待ゴルフ大会で次のように述べた。「私たちは既に(ゴロフキンと)契約を結んでいる。始めたことは進めていかなければならない。私たちには2つの大きな戦いがある。それはゴロフキン戦とビボルとの再戦だ」。

 カネロは今月7日、WBA・L・ヘビー級王者ドミトリー・ビボル(ロシア)にまさかの敗戦を喫して内定していた9月のゴロフキン戦の行方に暗雲が漂った。試合直後、カネロは再戦条項を行使してビボルとのダイレクトリマッチを希望していたが、ゴロフキンを優先することに気持ちが傾いたようだ。

 カネロは「重要なのは耐えることであり、再び先に進むことだ。確かなことは9月にリングに戻ること。数日中に次戦について発表できるだろう」と語っている。現状のまま事態が進めば、カネロは9月にゴロフキンと対戦し、そのあとにビボルと再戦するという流れになる。

 カネロとゴロフキンの第3戦はかねてファンの間で期待されていたカード。2月にカネロと複数試合契約を結んだDAZNも9月のゴロフキン戦を期待していると伝えられる。試合はS・ミドル級で行われる見通しだ。ゴロフキンはデビューから4月の村田諒太(帝拳)戦まで、40歳になる今でもミドル級を貫いており、9月がS・ミドル級初戦となる。もし実現すれば、カネロは体格差に苦しんだビボル戦とは対照的にウエートで優位に立てそうだ。Photo by SUMIO YAMADA

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