次は京口紘人 同級生の井上尚弥に続け! 日本時間11日メキシコでWBA・L・フライ級防衛戦
2022年6月9日 8時49分
2022年6月8日 23時07分
WBC世界L・フライ級王者、寺地拳四朗(30=BMB)の王座復帰祝勝会が8日、京都市のホテルグランヴィア京都で西脇隆俊・京都府知事、地元市長、議員、商業団体役員ら後援会の210人が集まり盛大に行われた。
寺地はWBA世界L・フライ級スーパー王者、京口紘人(28=ワタナベ)の王座統一戦に目標を絞っていることを明言。「今回のタイトル奪回はいままで勝った中で一番うれしい。統一戦という夢に向かっていき、いずれ4団体王者になって4本のチャンピオンベルトをお見せします」と笑顔で公約した。
祝勝会では、後援会長の安道光二・ワタキューセイモア会長が「KO勝ちおめでとう。強い、強いチャンピオンが戻ってきました。苦悩の日々を乗り越え、地獄からはいあがった拳四朗劇場の第二章が楽しみです」と寺地に激励賞を贈った。続いて強豪のワタキューセイモア軟式テニス部のエース・中川瑞貴さんが花束を手渡した。
西脇京都府知事が「矢吹選手との再戦はインファイトスタイルで戦いKO勝ちした。レベルが高い人ほどスタイルは変えられないと思うが、思い切って変えたその努力はすばらしい」とたたえ、拳四朗一家が住む城陽市の奥田敏晴市長も「さらに活躍してください」あいさつ、BMBジムがある宇治市の松村淳子市長の発声で乾杯した。
寺地は7日、さいたまスーパーアリーナで開催された世界バンタム級3団体王者統一戦を20万円の席で観戦。井上尚弥(大橋)がノニト・ドネア(フィリピン)を2回TKOした試合を目に焼き付けた。「ドネアにあそこまで完勝するとは」と井上王者の強さに驚き、「会場の雰囲気がすごかったし、ああいう試合をしたい」と統一戦への思いはさらに強まった。
統一戦のターゲット、京口は10日(日本時間は11日)にメキシコで正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)と防衛戦を控えている。拳四朗の父寺地永・BMBジム会長は「京口が勝った場合は、山下正人・真正ジム会長に交渉を任せて、秋か年内に大阪でWBCとWBAの王座統一戦を開催したい」と語り、ビッグマッチが実現に動き出しそうだ。
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