寺地拳四朗が井上尚弥の3団体統一に刺激「京口紘人と今年中に統一戦を」
2022年6月8日 23時07分
2022年6月8日 17時34分
バンタム級3団体統一に成功したチャンピオンの井上尚弥(大橋)が試合から一夜明けた8日、横浜市内のジムで記者会見を開いた。井上は7日、さいたまスーパーアリーナでWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)を2回TKOで下し、WBAスーパー&IBF&WBC統一王者となった。
会見にはテレビカメラ5台、50人を超える報道陣が集まった。3つのベルトを携え会見に臨んだ井上は「自分が望んでいた試合をようやくできて、納得する試合ができた。反響はかなり感じている。報道陣の数でも感じる。試合の点数? 100点をつけられると思う」と落ち着いた表情で語った。
1ラウンド終盤に奪った右ストレートのダウンは、ジャブに右をカウンターで合わせるドネアに対し、ジャブを出すと見せかけて右を打ち込んだもの。井上は「意識しながら練習してきたパンチ。考えず出たパンチだった」と振り返った。
2ラウンドは「ドネアのカウンターを気をつけながら冷静に戦うことができた」と説明した。父の真吾トレーナーは「一番怖かったのが入りすぎる、行きすぎることだった」と語り、カウンターが得意なドネアに対して「行きすぎない」がひとつのテーマだったと解説。その上で井上の詰め方を「安心して見ていられた」と感想を述べた。
今、したいことを問われた井上は「練習がしたいです。半々ですけど、肉体的にも精神的にもダメージはないし、イメージも高いし、4団体統一に向けてモチベーションも高い。その感覚のまま練習に入りたい」とコメント。「4団体統一にリーチがかかったので、バンタム級で本当のナンバーワンを目指してやっていきたい」と決意を述べた。
次戦はWBO王者ポール・バトラー(英)との4団体統一戦を最優先に考えて交渉を進める方針。井上は「日本に来てくれるなら日本でいいし、イギリスでやりたいというなら出向いてもいい」と頼もしかった。
なお、アマゾン・プライム・ビデオでライブ配信された前夜の番組は、アマゾンで2015年9月以降の作品で、配信初日の視聴者数が史上1位だったと発表された。
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