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メキシコで快勝の京口紘人 拳四朗とのL・フライ級2団体統一戦は「交渉がまとまるのを待つまで」

2022年6月11日 20時34分

 メキシコで10日、8回TKO勝ちでWBA・L・フライ級王座の4度目の防衛を成功させた京口紘人(ワタナベ)のコメントが現地から届いた。京口は正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)との試合中に何を考え、どのようにたかっていたのか。そして寺地拳四朗(BMB)との統一戦をどのように考えているのだろうか。

京口はメキシコのファンも魅了した

減点はちょっとフェアでない気も…
「ベルムデスは地元の声援に励まされたのか、強気でガンガン攻めて来て、タフな試合になった。ヘッドバットで減点を取られたが、こちらはそれ以上に向こうの頭が当たって苦しんでいたので、ちょっとフェアでない気がした。後頭部の加撃による減点も、勢い余って軽くたたいてしまったのは事実で、試合後にベルムデスに謝ったが、減点になるほどの強打は放っていない。これがアウェーなのか?」

「とにかくこの2点の減点を帳消しにするためにも8ラウンド以降は全ラウンド取るつもりで行くことにしたが、そのラウンド開始早々に、こちらがリラックスして出したコンビネーションに対し、相手の反応がすごくスローに感じたので一気に攻め立てた結果、狙っていた勝ち方につながった」

「至近距離のアッパーが有効だったと思うが、反省点は、向こうの長いリーチからのジャブに、その多くは被弾は避けることはできたと思うが、見た目が悪くなってしまった」

拳四朗との交渉がまとまるのを待つ、永引けはまた海外で試合したい
「1年3か月のブランクの間、支えてくれた人たち全員とこの日の勝ちを共有したい。特にチーム全員には感謝したい。この人たちがいなかったら今日の勝ちはなかった。

メキシコは気に入りました。ブーイングももらったけれど、ボクシングを愛するファンの熱意は伝わってきたし、試合後は自分に声援を送ってくれた人もいた。

(WBC王者の寺地拳四朗戦を望む声に)自分にとって、今の階級でのゴールといえる試合だが、条件と交渉がまとまるのを待つまでです。交渉が長引けば、次はまた海外(米国第一希望)で試合がしたい。Photo by SUMIO YAMADA

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