井岡一翔が完封勝ちでニエテスに雪辱 “4階級王者対決”制しWBO・S・フライ級V5
2022年7月13日 22時29分
2022年7月13日 20時40分
元WBCフライ級チャンピオンの比嘉大吾(志成)が13日、東京・大田区総合体育館に登場。バンタム級8回戦でフローイラン・サルダール(フィリピン)に2-1判定勝ち。スコアは76-74、76-75で比嘉、77-74でサルダールだった。比嘉は昨年4月、西田凌佑(六島)に敗れた一戦から再起した。
比嘉はスタートからパワフルなジャブを突いて積極的なボクシング。グイグイと前に出て動きはいいが、サルダールもストレートやアッパーを繰り出し、初回からアクションの多い展開となった。序盤戦は互角。3回、偶然のバッティングで比嘉が右まゆから出血した。
迎えた4回、接近戦でサルダールの右フックが比嘉のアゴに炸裂。比嘉が派手にキャンバスに転がった。残り2分あったが、このピンチで比嘉はガードを固めてカウンターを狙い、サルダールも慎重になって無理に攻めなかった。
5回を回復のラウンドとして比嘉は6回に反撃開始。サルダールは疲労もあって接近されるとクリンチを連発する。7回も比嘉は攻勢。ボディ打ちから左右のフックで迫ると、サルダールはダウン寸前だ。
比嘉は最終回、KOを狙って攻めた。サルダールはフットワーク、ショルダーブロックを使って比嘉に決定打をさず、なんとか終了のゴングを聞いた。
比嘉は18勝17KO2敗1分。元WBOアジアパシフィックS・フライ級王者のサルダールは32勝22KO6敗1分。
比嘉の話「判定を聞くときは負けたと思いましたね。ボディも打てなかったし、ジャブもあまり当てられなかった。攻めなくちゃと思っていったところでもらってしまった。もらった瞬間は分からない。あんなの初めて。倒れるんですね。(終盤は)倒したかったけど急所に当てずらかった。ここ数試合は迷っている部分があるので、今の階級で自分のボクシングを完成させたい。
元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(志成)も昨年5月、OPBF王者の清水聡(大橋)との2冠戦に敗れて以来の再起戦となった。プレスコ・カルコシア(フィリピン)とのS・フェザー級8回戦は3-0判定勝ち。スコアは77-74、78-73、80-71。
スピードで上回る森と強打のカルコシアの対決。互いに自分の距離を崩さず、カウンターを狙う構図となった。スピードで上回る森はカルコシアの強打を警戒しながら、上下打ちでポイントをピックアップ。少しずつペースを引き寄せていった。
6回、森が左ボディを決めるとカルコシアの動きが止まる。森の勢いは7回も止まらず、8回には左ボディを効かせてダウンを奪い、勝利を決定づけた。再起戦勝利の森は13勝7KO1敗。カルコシアは10勝9KO2敗1分。
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