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母国戦禍のロマチェンコ米国到着 ライト級4団体統一王者ヘイニー挑戦めざす

2022年8月17日 17時17分

 元3階級制覇王者でライト級3団体統一王者だったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が16日午後、ロサンゼルス国際空港に到着。同地で本格的なトレーニングに入る運びとなった。米国メディアが伝えた。

トレーニングを再開するロマチェンコ

 ロマチェンコはロシアのウクライナ侵攻が始まった後、ウクライナに留まり国土防衛隊に参加。戦火に身を投じる日々を送っていた。「ウクライナと国民に戦争が終結するように毎日祈っている。通常と違った生活を目のあたりにして留まる決心をした」と心情を吐露。戦争はまだ終結する気配を見せていないが、トレーニングを開始したことを明かし、カムバックの意志を固めた。

 2020年にテオティモ・ロペス(米)との統一戦で判定負けを喫したロマチェンコは昨年、中谷正義(帝拳)、リチャード・コミー(ガーナ)を下して再起。リベンジのチャンスを狙っていたが、母国で戦争が始まり、計画が中断していた。その間、ライト級王座はロペスからジョージ・カンボソス(豪州)、デビン・ヘイニー(米)へと移っている。

「ようやく準備できる時期になった。私にはチャンスが必要。比類なきチャンピオンをめざす」と宣言。10月予定のヘイニーvs.カンボソス再戦の勝者へ挑戦したいと意気込んでいる。Photo by Mikey Williams / Top Rank

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