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3階級制覇狙うペドラサはコミーと元王者対決ドロー アンダーソンらヘビー級勢は豪快KO

2022年8月28日 15時35分

 米オクラホマ州タルサのハードロック・ホテル&カジノで27日(日本時間28日)トップランクが開催したカードのメインで行われたS・ライト級10回戦は、WBO同級14位ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)とWBCライト級8位リチャード・コミー(ガーナ)が三者三様のドローに終わった。

 元IBF・S・フェザー級&WBOライト級王者ペドラサと元IBFライト級王者コミーの対戦。初回、右ボディー打ちを決めたペドラサに、パンチャーのコミーは2回、左フックを痛打する。このラウンド、サウスポーにスイッチしたペドラサは最後まで左構えで対処。5回あたりから左目尻が腫れ出したペドラサに対し、6回に発生したヘッドバットでコミーは左マブタから出血する。

 7回に右を決めたコミーだったが、8回に挽回したペドラサは9回、一気に攻勢。左右を浴びせてガーナ人を追い込む。勝利に近づいたペドラサに最終回、コミーがチャージ。予想通りスコアカードは拮抗。97-93(ペドラサ)、96-94(コミー)と割れ、もう一人は95-95だった。

 S・ライト級6戦目のペドラサ(33)は29勝14KO4敗1分。同級初陣だったコミー(35)は30勝27KO4敗1分。

 セミに出場したヘビー級プロスペクト、ジャレッド・アンダーソン(米=WBC23位)がミリアン・ロフカニン(セルビア)に2回、右をねじ込んで大の字に倒しフルカウントを聞かせた。KOタイムは3分。昨年12月以来のリングだったアンダーソンは12勝12KO無敗。

 一方、東京五輪S・ヘビー級銀メダリストのリチャード・トーレスJr(米)が6回戦でマルコ・アントニオ・カネド(メキシコ)に初回44秒KO勝ちでプロ3勝3KO無敗。うつ伏せに沈んだカネドはダメージが深く病院へ直行した。また再起戦となったエフェ・アジャグバ(ナイジェリア=WBCヘビー級19位)はジョセフ・ダルモス(ハンガリー)に2回1分15秒TKO勝ちで16勝13KO1敗。

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