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ノンティンガ激闘制し2-1勝利 京口&拳四朗のライバル IBF・L・フライ級新王者誕生

2022年9月4日 12時48分

 3日(日本時間4日)メキシコ・ソノラ州エルモシーヨで行われたIBF・L・フライ級王座決定戦は、1位シベ・ノンティンガ(南アフリカ=29)が2位エクトール・フローレス(メキシコ=23)に2-1判定勝ち。フェリックス・アルバラード(ニカラグア)が返上した王座を継承した。

 メキシカンらしくアグレッシブに攻め込むフローレスだが、2回、ノンティンガの右オーバーハンドが決まりダウン。気勢を制せられた挑戦者だが、ボディー連打を繰り出して会場を沸かせる。5回、打ち合いの最中にヘッドバットが起こり、フローレスは額をタテにカット。以後、流血を強いられるラウンドが続く。

 中盤も執拗に手数を出して前進するフローレスにノンティンガは機を見て右強打を返して対処。8回には南アフリカ人の右アッパー、フローレスの右アッパーがヒットし拮抗する。その後も両者はボディー打ちで譲らず、スコアがつけづらいラウンドが続出。会場の声援を受けてフローレスが攻め込み、ノンティンガが防戦に回るシーンも目立つ。

 しかしノンティンガは崩れそうで崩れず、決定打を回避して終了ゴング。スコアは割れ、1人は115-112でフローレスを支持したが他の2人は116-111、114-113でノンティンガの手は上がった。ノンティンガは11勝9KO無敗。フローレスは20勝10KO1敗4分。

 南アフリカ唯一の現役世界王者に就いたノンティンガだが、ダメージを負って試合後、病院へ急行したニュースが流れ、容体が心配されている。

 同じカードのWBA女子フェザー級タイトルマッチは、チャンピオンのエリカ・クルス(メキシコ=32)が挑戦者の前WBC王者ジェレーナ・ムルジェノビッチ(カナダ=40)に3-0判定勝ちで2度目の防衛。スコアは100-90×3と完封勝利。両者は2021年4月に対戦し、クルスが7回負傷判定勝ちでタイトルを獲得していた。

 また、S・フェザー級12回戦でWBC5位エドゥアルド“ロッキー”エルナンデス(メキシコ=24)がホルヘ・マタ(メキシコ=21)に5回1分15秒TKO勝ち。戦績を33勝30KO1敗とした。

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