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第4回「ボクシングルネサンス」がメキシコで開催

2014年12月7日 11時48分

ボクシングルネサンス開催
初回KO勝ちの加藤
 メキシコでトレーナー兼マネジャー、プロモーターとして活躍する古川久俊氏の自主興行、第4回「ボクシングルネサンス」が5日(日本時間6日)、メキシコシティのサロン・ファシナシオンで行われ、会場は500人の観衆で満員となった。

 興行では全6試合が行われ、日墨対決はL・フライ級1試合。日系3世のヨキオ・加藤・カランサ(5勝1KO1敗)が、シティの強打者エマニュエル・ダミアン(5勝4KO1敗)と6回戦で対戦した。若手の好選手同士の接戦が予想されたが、ヨキオがピンポイントパンチをダミアンのアゴに炸裂させ、1回1分30秒KO勝ちを飾った。

 メインはWBCラテンアメリカ・フライ級タイトルマッチ10回戦。若手のアンヘル・アビレスとベテランのマリオ・アンドラーデのメキシカン2人が空位のフライ級タイトルを争い、防御技術に長けた2人のボクサー型の選手が、相手のパンチを外しざまカウンター合戦を繰り広げる軽量級らしいハイテンポの試合となった。

 互いの高い技術を披露しあった好試合は、アンヘルのボディー打ちでアンドラーデが後半失速したため、アンヘルの手が上がるかと思われたが、ジャッジは2-1のスプリットデシジョンでアンドラーデの勝ちとし、新チャンピオンが誕生した。古川氏の自主興行は2014年に4度開催。来年も同じように4度の興行を計画している。

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