東洋太平洋バンタム級新チャンピオン 千葉開が月間MVP 平岡アンディは敢闘賞
2022年10月12日 13時08分
2022年10月11日 20時53分
日本ウェルター級タイトルマッチが11日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、王者の小原佳太(三迫)が挑戦者で暫定王者の小畑武尊(ダッシュ東保)に3回2分35秒TKO勝ち。3度目の防衛に成功した。
35歳のベテラン小原は右脚のけがにより10カ月ぶりの試合。自らが戦線離脱中に暫定王座についた勢いに乗る24歳のサウスポー小畑を挑戦者に迎えた。
静かな立ち上がりながら先に仕掛けるのは小原だ。ジャブ、右ストレートをボディに打ち込み、2回には強烈な右ストレートを叩き込む。小畑も左ストレートを上下に散らしていくが、タイミングが合ってきたのは小原の右ストレートだった。
3回、小原がボディへのジャブに続き、右フックを打ち込むと、これがきれいにヒットして小畑がキャンバスにゴロリ。辛うじて立ち上がったものの、フラついていたため、レフェリーが試合を止めた。
WBOウェルター級12位にランクされる小原は26勝23KO4敗1分。連勝が4で止まった小畑は12勝5KO6敗1分。
参謀役の加藤トレーナーは「もうちょっと前に出てくると思ったので、きたらジャブでしっかり距離を取る作戦だった。1ラウンドが終わって出てこないのと上のフェイントに反応していたのでボディで攻めるようにした」と説明。小原は「最後は相手がたぶんストレートがくると思って右フックだったと思う」と解説した。
8月に2週間のアメリカ合宿を経験して「しかけるのがワンテンポ速くなった」(加藤トレーナー)という小原。三迫会長は「海外で世界ランカーに勝ちたいというのが本人の希望。それにつながるような形を模索していきたい」と今後の方針を語った。
また、小原はこの日、10カウントゴングで追悼した矢尾板貞雄さんに触れ、「東洋大時代からお世話になった。矢尾板さん、ありがとうございました」と昭和の名ボクサーに感謝の意を表した。
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