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2世ボクサー仲里周磨が辛勝 日本ライト級タイトル挑戦権獲得 鯉渕健おしくも及ばず

2022年10月11日 20時29分

 日本ライト級最強挑戦者決定戦が11日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、同級1位の仲里周磨(オキナワ)が同2位の鯉渕健(横浜光)に2-0判定勝ち。日本王者の宇津木秀(ワタナベ)への挑戦権を獲得した。

仲里(右)は苦しみながらも挑戦権を獲得した

 またセミの前には元日本、東洋フライ級王者で先月、86歳で亡くなった矢尾板貞雄さんを忍ぶ10カウント・ゴングが打ち鳴らされた。矢尾板さんは評論家としても活躍し、この日のイベントを中継するフジテレビで長く解説者を務めた。

◇日本ライト級最強挑戦者決定8回戦
仲里周磨(オキナワ)[2-0(77-75、78-74、76-76)]鯉渕健(横浜光)
 元東洋太平洋S・バンタム級王者、仲里繁会長の長男である仲里と強打が自慢の鯉渕が拳を合わせた。序盤はクリンチになるシーンが多く、なかなかかみ合わない展開となった。3回、やや荒れ気味の展開で鯉渕の右が何度か仲里の顔面をとらえた。仲里はバッティングで鼻柱をカットした。

 調子の上がらない仲里は4回にペースアップ。ミスブローを恐れず、右ストレート、左フックを振っていった。後半に入っても仲里が左ボディを繰り出し、鯉渕が右を断続的にヒットして互いに譲らない。仲里は6回に右目上もバッティングでカットした。7回は打撃戦。最終回はガッツを見せた仲里が上回った。

仲里の話「次はタイトルなので(今日は)圧倒的に勝ちたかったけど、鯉渕選手は自分が苦手なファイタータイプ。勝ててホッとしています。このままじゃチャンピオンになれないと思うのでもっと練習します」

 昨年8月、吉野修一郎(三迫)の日本タイトルに挑戦して敗れた仲里は2度目の日本王座アタックにかける。戦績は12勝7KO2敗3分。惜しい星を落とした鯉渕は8勝7KO6敗1分。

永田(左)はラウンドを重ねるごとに左の精度が上がった

◇フライ級8回戦
永田丈晶(協栄)[3-0(80-72×2、79-73)]中嶋憂輝(角海老宝石)
 高校時代に2冠達成の日本フライ級8位の中嶋と同じく国体を制した日本S・フライ級14位の永田がマッチアップ。立ち上がりは中嶋が強打を振っていったが、サウスポーの永田はコツコツとボディに左ストレートを打ち、ラウンド後半には顔面に左を決めて中嶋のバランスを崩させた。その後も永田は足をよく動かし、頭の位置を忙しく移動させてパワフルな中嶋の強打を空転させた。攻めてはコツコツとタイミングのいい左を放ち続けた。

 永田は5回、左ボディを決めてペースアップ。6回に入るとさらにピッチを上げ、左を上下にリズムよく打ち込んでいく。永田は終盤も足が止まらず、中嶋の攻撃を封じ、有効打で上回ってゴールした。永田はデビューから4連勝。中嶋は5勝5KO2敗2分。

渡来(右)はデビュー2連勝をマーク

◇S・ライト級6回戦
渡来美響(三迫)[3-0(60-54×3)]ロメル・ピニリ(フィリピン)
 東洋大出身のホープ渡来はフリッカー気味のジャブと足で距離を取りながら、初回中盤に早くもペースアップ。ワンツーフック、ワンツーボディをアグレッシブに打ち込んでいった。渡来は3回から一転してピニリに攻めさせ、L字ガードとフットワークでヒットを許さなかった。5、6回は再びプレスを強め、多彩なパンチをピニリに浴びせた。渡来は2勝1KO。ピニリは6勝4KO2敗1分。

◇S・フライ級6回戦
山口仁也(三迫)[TKO4回1分24秒]アルジェル・サムソン(フィリピン)
 大東文化大で主将を務めた山口のプロ2戦目はサウスポー対決。初回、右の相打ちで倒れたのは山口。サムソンはそのあともシャープな左を山口に打ち込んだ。しかし山口は2回、距離を潰してボディ攻撃を決め、サムソンを下がらせた。

 サムソンは懸命に打ち返すが、流れは一気に山口に傾いた。3回も山口がサムソンにロープを背負わせ、顔面にも左を決めていく。4回、山口が左を効かせて追撃するとサムソンがヒザをついでダウン。最後は山口が連打したところでストップとなった。山口は2勝2KO。サムソンは4勝4KO2敗。

◇フェザー級4回戦
田川由詠(協栄)[TKO2回2分32秒]平山颯人(北澤)

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