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ロンドンの女子Wビッグマッチ ミドル級4冠統一戦&S・フェザー級3冠戦あすゴング

2022年10月15日 9時28分

 明日15日(日本時間16日)ロンドンのO2アリーナで挙行される女子の2ビッグマッチの計量が14日行われた。メインのミドル級4団体統一戦はWBA&WBC&IBFチャンピオンのクラレッサ・シールズ(米)、WBOチャンピオンのサバンナ・マーシャル(英)とも159.3ポンド(72.26キロ)をマーク。リミットの160ポンドに合格した。

あす激突のシールズ(左)とマーシャル

 オリンピックで女子部門が初めて開催されたロンドン大会で金メダルを獲得したシールズは続くリオデジャネイロ五輪でも金メダルを獲得(いずれもミドル級)。16年11月、現在S・ミドル級の4団体統一チャンピオンに君臨するフランチョン・クルーズ・ディザーン(米)に判定勝ちでプロデビュー。S・ミドル級で2団体統一王座に就いた後、一度ミドル級で4団体統一を達成。その後S・ウェルター級でも4団体統一を果たすなどタイトルコレクターぶりを発揮している。

 一方、同じくアマチュアでトップ選手だったマーシャルは20年10月、シールズが手放したWBO王座を獲得。いずれもストップ勝ちで3度の防衛に成功している。これまで12勝10KO無敗と女子では破格のKO率を誇り、地元で実力者シールズの牙城に挑む。アマチュアで唯一、シールズに勝った実績がある。オッズはほぼイーブンながら、シールズが若干有利と見られている。

 同じリングのS・フェザー級3団体統一戦はIBF&WBO統一チャンピオンのミカエラ・メイヤー(米)、WBCチャンピオンのアリシア・バウムガードナー(米)とも129.3ポンド(58.65キロ)を計測しリミット130ポンドをクリア。オッズはおよそ3-1でメイヤーが支持されている。

 このイベントは当初9月10日に予定されたが、イギリスのエリザベス女王の死去により、明日に延期されていた。Photo by Lawrence Lustig

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