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創刊100年のリング誌が紙媒体から撤退 今後は月刊電子雑誌を発行

2022年11月4日 10時14分

 1922年創刊のアメリカの老舗ボクシング雑誌「ザ・リング」が紙媒体から撤退することになった。これまでの100年は紙の雑誌を発行してきたが、今後の100年は月刊電子雑誌として新たなスタートを切ると発表した。

 リング誌は記事だけでなく、最も権威のあるパウンド・フォー・パウンド・ランキングを導入したほか、独自のチャンピオンの認定、各種の賞を与えるなど広くボクシング文化の発展に貢献してきた。オーナーのオスカー・デラホーヤ氏は電子化こそが「雑誌の遺産を尊重する方法だ」と読者に理解を求めた。

 ダグ・フィッシャー編集長は「優れたライターや写真家、アーティスト、関係者たちの洞察と才能を、新しい電子版を通じて目の肥えたファンと共有し続ける」と抱負を述べた。

パウンド・フォー・パウンド・ランキングなどは今後も続き、特別号などは紙媒体で発行することもある。現在の定期購読者はそのまま電子雑誌に引き継がれる。

 同誌は世界的に最もよく知られるボクシング雑誌として100年にわたりファンに親しまれてきた。近年では2019年2月号で、井上尚弥(大橋)を日本人選手として初めて表紙に起用して話題を呼んだ。

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