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2022年11月4日 金曜日

あすS・ウェルター級2冠戦 井上岳の返り咲きか、丸木が15年前の雪辱か ミドル級竹迫も登場

 あす5日、後楽園ホールで開催される「第618回ダイナミックグローブ」の計量が4日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの東洋太平洋&WBOアジアパシフィックS・ウェルター級王座決定戦は、井上岳志(ワールドスポーツ)と天熊丸木凌介(天熊丸木)がともにリミットの69.8キロで合格した。

15年ぶりの対戦という井上(左)と丸木

 32歳の井上(18勝10KO2敗1分)は元アジア3冠王者で19年1月にはアメリカでWBO・S・ウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦して失敗。昨年11月にはオーストラリアでスター選手のティム・チューとも拳を交えた井上は「今、タイトルを持っていない。もう1回世界を狙うと思ってもらうためにベルトは大事だと思う」と今回の一戦を位置づけた。

 ムンギア戦以降、接近戦を得意とするスタイルの変更に取り組んでいるが、試合ではなかなか成果を披露できていない。現在、IBF13位、WBO15位にランクされる井上は「パンチの感覚はだいぶ良くなっている。成長した姿を見せたい」と2本のベルトを腰に巻いて再び世界を目指す決意だ。

 一方の31歳の丸木(18勝13KO7敗2分)はJBC未公認の地域王座も合わせるとこれが9度目のタイトルマッチ。これまで獲得した王座はWBCユース王座のみで、ぜひともこのチャンスに2本のベルトを手にしたいところだ。

 15年前の高校時代、国体の準決勝で井上と対戦して初回KO負けに終わった。「あのとき井上くんと対戦した選手が次々と担架で運ばれて、自分もすぐにストップ負けになってしまった。もっとやりたかった」と当時を振り返った丸木。「負傷判定でもなんでもいいから勝つ」と15年ぶりの雪辱を誓った。

竹迫(左)は打たれ強いユと防衛戦

 セミでは東洋太平洋ミドル級王者の竹迫司登(ワールドS=14勝13KO1分)がユ・ギュンモ(韓=8勝1KO7敗3分)と同王座の初防衛戦を行う。

 1年4カ月ぶりとなった9月の試合はタイ人選手に3回TKO勝ちながら「ブランク明けで大ぶりになってしまった」と反省点が多かった。しかしわずか2カ月のスパンで「フォーム、腰の位置、ヒザの角度、細かいところの修正が腑に落ちて、短いながら充実した季刊を過ごすことができた」と手応え。ミドル級で世界を目指す竹迫は「倒せると思うけど過信せずに的確に当てていきたい」と抱負を語った。

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