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元世界王者37歳 フエンテス死去 KO負けから1年後 リハビリ中の悲報

2022年11月25日 8時26分

 元WBOミニマム級王者モイセス・フエンテス(メキシコ=写真)が24日午前、メキシコシティで亡くなった。37歳だった。WBCがホームページで伝えた。フエンテス氏は昨年10月16日、メキシコのカンクンで同国のダビ・クエジャール(WBO・S・フライ級6位)に6回KO負け。担架で退場し、病院で脳内の凝血を取り除く手術が行われた。

 その後回復し、メキシコシティへ搬送され、自宅で治療とリハビリに務めていた。今年に入り、日本でフエンテス氏を支援する基金が設立され、日本で開催の世界タイトルマッチで拳を交えた田中恒成(畑中)、比嘉大吾(志成)が寄付を行った。また帝拳プロモーションズ所属のホルヘ・リナレス、ローマン・ゴンサレスらも追従。早期回復が待たれていた。

 しかし開頭手術による合併症を併発したと見られ、健康を害していたという。フエンテス氏はラスベガスでゴンサレスにKO負け後3年以上リングから遠ざかり、新鋭のクエジャールと対戦。試合に立ち会ったWBCマウリシオ・スライマン会長は「彼の冥福をお祈りします。安らかに眠れ、チャンピオン」と哀悼の意を表している。

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