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あすバンタム級4団体統一戦 盤石の井上尚弥が歴史作るか、バトラーのアップセットか

2022年12月12日 15時03分

 バンタム級4団体統一戦の計量が12日、横浜市のベイシェラトン横浜で行われ、WBAスーパー&WBC&IBF王者の井上尚弥(大橋)が53.45キロ、WBO王者ポール・バトラー(英)が53.50キロで合格した。試合はあす13日、1万5000人で埋め尽くされる東京・有明アリーナでゴングが鳴る。

計量を終えていよいよ気合いの入ってきた井上とバトラー

 直前になってデジタル体重計が導入された影響からか、井上は最初の計量で30グラムほどオーバー。トイレに行って5分後には50グラム・アンダーで合格。部屋とジムの体重計でピッタリ合わせてきたという井上は苦笑いだった。

 計量後にメディアに囲まれた井上は「実力のある選手で自信があるんだと思う」とフェイスオフしたバトラーの感想を述べた上で、「油断せずに気持ちを引き締めていきたい」とリングに上がるまで細心の注意を払ってコンディションを整える考えだ。

 試合の行方を問われると、「いろいろと作戦はあるので、(1ラウンドから)火を噴く作戦も、様子を見る作戦もある。バトラーの戦術はだいたい決まっていると思うけど、自分は行くことも見ることもできる」と臨機応変な対応を強調。「リングに上がったときの直感力でいきたい」と話した。

 グローブは井上が黒のレイジェス、バトラーが白のRDX。RDXはパキスタン製で、英国ボクシング管理委員会で認められているという。安河内剛JBC事務局長は「握りやすくナックル部分は薄い印象。レイジェスに近いと思う」と説明した。

 リングアナウンサーはジミー・レノンJr。レフェリーはベンス・コバックス(ハンガリー)、ジャッジはロナルド・マクネイル(米)、イグナシオ・ロブレス(パナマ)、フェルナンド・バルボサ(米)の3氏が務める。なお採点の途中公開はない。

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