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2.16元日本王者の井上浩樹が復帰戦 中嶋一輝はWBO・AP、小浦と高田で日本ミニマム級戦

2022年12月19日 16時40分

 大橋ジムは19日、来年2月16日に後楽園ホールで開催す「フェニックスバトル97」のカードを発表した。メインで元OPBFバンタム級王者の中嶋一輝(大橋)がWBOアジアパシフィックS・バンタム級王座決定戦に臨み、セミで小浦翼(E&Jカシアス)と高田勇仁(ライオンズ)による日本ミニマム級王座決定戦、さらには元日本、WBO・AP王者井上浩樹(大橋)の復帰戦が組まれた。イベントの模様はdTV、ひかりTVでライブ配信される。

2本目のベルトを狙う中嶋

 強打のサウスポー中嶋(13勝11KO1敗1分)は昨年5月、千葉開(横浜光)との王座決定戦を制してOPBFバンタム級王座を獲得、初防衛戦で栗原慶太(一力)にプロ初黒星を喫して王座陥落した。再起後は階級を上げて3連続KO勝ちを収めている。

 対戦相手のケニー・デメシーリョ(フィリピン=16勝10KO5敗2分)は19年3月、IBFバンタム級挑戦者決定戦でマイケル・ダスマリナス(フィリピン)に判定負け。ダスマリナスが21年6月、王者の井上尚弥(大橋)に挑戦して3回KO負けした。デメシーリョはダスマリナス戦後、2連勝している。

元王者の小浦(左)が新鋭の高田を迎える

 元OPBFミニマム級王者でWBC14位にランクされる小浦(15勝10KO2敗1分)は昨年11月、重岡優大(ワタナベ)のWBO・AP王座戦に競り負け、今年10月の再起戦は負傷ドロー。悪い流れを断ち切りたいところ。

 7月に伊佐春輔(川崎新田)、11月に森且貴(大橋)をTKOで下して波に乗る高田は勢いを止めずにベルト獲得を狙う。

2年ぶり復帰の井上浩樹

 井上尚弥、拓真兄弟の従兄弟、元日本S・ライト級王者の井上浩樹は20年7月、日本タイトルマッチで永田大士(三迫)に敗れて引退を表明。今年2月にカムバックを表明したが、尚弥のビッグマッチでバックアップに回ったこともあり復帰戦は決まっていなかった。浩樹はS・ライト級8回戦で、タイ国ライト級2位パコーン・アイエムヨッド(タイ=4勝4KO)と拳を交える。他の対戦カードは以下の通り。

◇56.5キロ8回戦
日野僚(川崎新田)vs.池側純(角海老宝石)

◇58キロ契約4回戦
山川健太(大橋)vs.春島一雅(折尾)

◇フェザー級4回戦
内田勇心(大橋)vs.橋場大樹(宮田)

◇L・フライ級4回戦
武久尚矢(大橋)vs.タジュイ・タム(パンチアウト)

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