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WBOミニマム級王者の谷口将隆「格の違い見せる」 1.6防衛戦“ミスター11ラウンド”本領発揮か

2022年12月19日 15時33分

 WBOミニマム級チャンピオンの谷口将隆(ワタナベ)が19日、東京・五反田のジムで練習を公開した。谷口は1月6日、エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催されるミニマム級ダブルタイトルマッチのメインで挑戦者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)と2度目の防衛戦を行う。

スパーリングで右アッパーを打ち込む谷口

 この試合に向けてミニマム級から5階級上のS・バンタム級までの選手とスパーリングを重ねてきたという谷口は「アクシデントもなく、いつも通りの仕上がり」と順調な調整を強調。ちょうど疲労がピークの時期で、公開した2ラウンドのスパーリングは「ダメダメだった」と苦笑いだが、「また課題が見つかった」と前向きだった。

 挑戦者のジェルサレムは、伯耆淳トレーナー曰く「フィジカルの強い選手で、バランスが崩れてもそのまま振り続けられるパワーがある」。身長は153センチと小柄だが、手数が多く、19勝11KO2敗という戦績も侮れない。谷口は「全体的にまとまっていてパワーパンチもある」とした上で、「格の違いを見せつけるような試合がしたい」と圧勝を誓った。

 スピードが自慢のサウスポー谷口のイメージする圧勝とは「ノックアウトというよりは相手に何もさせない。相手が何をしていいのか分からなくくらいの試合」。ジェルサレムを空転させ、ポイントをフルマークで重ねていく勝利を理想としている。

 伯耆トレーナーは谷口がタイトルを獲得したウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)戦、初防衛の石澤開(M.T)戦のいずれも11ラウンドでTKO勝ちしていることに触れ、「ミスター11ラウンド。フルマークを狙えばレフェリーも止めたくなるはず」と今回も終盤のストップ勝ちに期待を寄せた。

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